アイルランドのジョヴァンニ・トラパットーニ監督が退任することになった。だが、同監督はまだ引退しないようだ。『ANSA通信』で次のように話した。

「アイルランドを去る。だが、サッカーからは離れない。指揮を執り続けたい。単に、今日からアイルランド代表監督でなくなるというだけだ。我々は大いなるフェアプレーにより、合意の上で別れることになった。今は何も閉ざすことなく、異なる可能性を見ているよ」

また、トラパットーニ監督は声明で次のようにスタッフに別れを告げている。

「これまでのサポートを全員に感謝したい。我々にとって常に大きな意味があった。大変な感動とともにこの国を去る。アイルランドのサポーターは国際的な評価に値するよ。我々は最大限の敬意を抱いている」
「過去3シーズン、素晴らしい仕事をしてきた選手たちのことを思う。彼らの今後の幸運と、我々の仕事が後任監督の役に立つことを願っている」

トラパットーニ監督はすでに、2014年ワールドカップ(W杯)以降は続けないとしていた。アイルランドは6日にホームでスウェーデン、10日にアウェーでオーストリアに敗れ、欧州予選グループCの4位。残り2試合で2位スウェーデンとの勝ち点差が6と、すでに事実上敗退している状態だ。

アイルランド代表はソリッドだが、タレントの宝庫ではない。そのチームを率いて、トラッパトーニ監督は良い結果を残してきた。ハイライトは、EURO2012出場だ。イタリアと同じグループを戦った。

逆に、最も悔やまれたのは、2000年のW杯予選だろう。フランスとのプレーオフ、ホームでのファーストレグで0−1と敗れていたアイルランドは、パリでのセカンドレグでロビー・キーンがゴールを決め、延長戦へと持ち込んだ。だがその延長戦、ティエリ・アンリの明らかなハンドが主審に見逃され、そこから生まれたウィリアム・ギャラスのゴールでアイルランドは予選敗退となった。