井上一樹監督(C)日刊ゲンダイ

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 1日で最下位に逆戻りだ。10日の巨人戦はシーソーゲームの末に逆転負け。投手陣が踏ん張れず、三回のカリステと四回の鵜飼の同点弾、五回の細川の勝ち越し犠飛をフイにした。

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 巨人に連勝して今季初めて最下位から脱出した前日9日、井上一樹監督(54)は「今はまだひとつずつ。目先の試合をという形で」と気を引き締めていたが、ネット上には《采配そのものは依然として疑問が多い》《投手が代わった直後に失点することは改善されていない》《頼むからスタメン代えたりとか余計なことをしないで》と指揮官に対する不満の声は少なくない。

「Bクラスに落ち着くような戦力じゃない」

 2024年に就任した井上監督の契約年数は公表されておらず、2年とも3年ともいわれている。2年契約なら今季が最終年。生え抜きの大スターだった立浪前監督ですら3年で退団したことを考えれば、井上監督が2年連続でBクラスに沈むようなら、監督交代があるともっぱらである。

 11年限りで落合監督が退団して以降の中日では、高木守道、森繁和両監督が2年でユニホームを脱いでいる。

「ポスト井上の最有力は前侍ジャパン監督の井端(弘和氏)です。本人は古巣の再建に強い意欲があり、親会社の中日新聞幹部とも良好な関係を築いている。もうひとり、現役時代に井端と二遊間で“アライバ”コンビを組んだ荒木(雅博氏)も候補です。18年限りで引退し、翌年からコーチに就任。23年限りで退団したものの、今年から球団本部長補佐として復帰した文字通りの幹部候補生です」(球団OB)

 チーム状態が上向きつつある中日だが、借金9の最下位。開幕前には阪神の対抗馬に推す専門家が多かった。OBの間でも「Bクラスに落ち着くような戦力じゃない」との声が根強く、それも井上監督の去就問題につながりそうな雰囲気だ。

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 もっともシーズン完走を待たずして、途中休養の可能性も十分にある。4月中旬に発表されたある人事異動がその布石ではと、波紋を広げているのだ。いったい何が起きているのか。●関連記事 【もっと読む】中日「井上監督休養」への布石か? ある人事異動の波紋 では、それらについて詳しく報じている。