新聞配達中の男性が道に迷った93歳の女性を保護「気にかけて周りを見渡せていなければ、いいことも悪いことも発見できない」【香川】
新聞を配達中の男性がとっさの判断でお手柄です。深夜の香川県高松市で道に迷っていた93歳の女性を保護し危険から救ったとして警察から感謝状が贈られました。男性が女性を保護した当時の状況を語ってくれました。
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深夜の山道で道に迷った女性
「おばあさんが道路の白線の真上を下だけうつむいて一生懸命この坂道をあがっていましたので」
深夜の山道で女性を保護したのは高松市で新聞販売店を経営する松本良太郎(47)さんです。松本さんは先月(4月)17日午前3時過ぎ高松市塩江町の路上を1人で歩いていた93歳の女性を心配に思い声をかけました。松本さんの声掛けに対して女性は自分の名前を伝えたものの住所を説明できず、「道が分からなくなった」と話しました。
新聞配達中に「とっさの判断」
(松本良太郎さん)
「反射板も何もつけてなかったので暗い夜道で女性を見つけて良かったと思います」
松本さんは当時、朝刊の配達中でしたがこの場で女性を保護しなければ交通事故に遭うなど危険が及ぶと判断し直ぐに110番通報しました。警察が到着するまでの約20分の間、松本さんは女性に付き添い声をかけ励ましました。
(松本良太郎さん)
「どこから来たのとか、家はどこ、お名前はとか、家族構成はとか何か飲んだか食べたかとか20分の間に聞きながら待っていました」
警察「ファインプレー」男性の勇気を称える
今月(5月)1日、警察は女性を救った松本さんの勇気ある行動に対して感謝状を贈りました。警察によりますと、女性は当日の未明、現場近くの施設から歩いて抜け出していて、施設の職員も行方不明になっていることに気が付いていていなかったということです。
(高松南警察署 寺元剛 生活安全課長)
「ファインプレーですね。女性本人もすごく安心したでしょうし、何より家族の方が安心されたと思います。本当にありがたい行動だったと思います」
(松本良太郎さん)
「深夜早朝っていろんなことが起こるので、気にかけて周りを見渡せていなければ、いいことも悪いことも発見できないと思うので、業務を通じて努めさせていただきたい」
15歳の時から32年間にわたり新聞配達を通じて地域の安全を見守ってきた松本さんです。これからも困っている人を見かけたら松本さんはすすんで助けたいと話します。
