イラン・バンダルアバス沖のホルムズ海峡。貨物船などが見える=4月27日(AP=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】イラン軍は4日、海峡への進入を試みた米軍艦船周辺に巡航ミサイルやロケット弾、無人機を発射して警告したと発表した。イラン軍事当局は海峡の安全管理はイランが担うとして、全ての商船とタンカーの通航にはイランとの調整が必要と強調。革命防衛隊は新たに管理下に置いたと主張する海峡一帯の地図を公表した。

 ファルス通信は米軍艦船がミサイル攻撃を受けたと報じたが、米中央軍は否定した。

 米国は4日、ペルシャ湾で立ち往生している船舶の退避を支援するため、米軍が誘導してホルムズ海峡を安全に通過させる措置を開始した。トランプ大統領が3日、支援計画を発表した。米イスラエルとイランの戦闘に関与しない中立国の船舶が対象と説明。妨害された場合は断固対処すると強調し、軍事力行使を辞さない考えを示唆した。日本関連船が含まれるかは不明だ。

 米中央軍は4日、米国船籍の商船2隻が海峡を通過したと発表した。退避支援の「第1段階」だとした。

イランの首都テヘランで集会に参加した人たち=4月29日(WANA提供、ロイター=共同)