GWに多くなる“タイヤの脱落”なぜ? 異変に気づくサイン 車のトラブル、熱中症…お出かけに潜むリスク【#みんなのギモン】
ゴールデンウイーク(GW)は、特に車のトラブルに注意が必要です。タイヤのナットに緩みが発生しやすい時期であり、異変を感じた際の対処法をお伝えします。遠出する時は走行前のチェックが大切です。車内での熱中症防止や災害への備えも欠かせません。
そこで今回の#みんなのギモンでは、「GWのお出かけ 潜むリスクとは?」をテーマに解説します。
■岐阜市と四日市市でタイヤが…

山粼誠アナウンサー
「29日から最大12連休のゴールデンウィークが始まります。この時期だからこそ気をつけたいこと、特に車を使う際の注意点をまとめました」
「25日に岐阜市で撮影されたドライブレコーダーの映像があります。交通量の多い幹線道路です。対向車線を走る車の後方が浮き上がってバウンドします。そして、よく見ると後ろのタイヤが外れて転がりました」
「目撃した運転手は『車が上下にバネみたいな感じでバウンドした感じが見えました。何だろうと思って見たら、左後ろのタイヤが外れてる状態で転がっていきました』と話しました」
「幸いタイヤが転がった方向には車も人もおらず、けが人はいなかったといいます。ただ、タイヤの脱落は26日、別の場所でも起きました。三重・四日市市では、56歳の男性が運転していた軽自動車のタイヤが走行中に外れました」
「タイヤが歩道に乗り上げて坂道を転がり、歩いていた81歳の女性に直撃。女性は手首を打撲するなど軽いけがをしました」
鈴江奈々アナウンサー
「走行中の車からタイヤが外れると、すごいスピードで人に当たったりします。けがや、時には命にも関わる事故になるので、本当に注意しなければいけないと思います。なぜあえて、この時期により注意が必要な問題なんでしょうか?」
■走行中、タイヤに異変が起きたら?

山粼アナウンサー
「JAF愛知支部によると、タイヤが外れるには様々な理由がありますが、締めるナットが緩んで起きる場合、今の時期が多いといいます。冬用のタイヤからノーマルタイヤへ交換してから約1か月ぐらい、走行距離で言うと約100キロ走ったころになるそうです」
「このころがタイヤのナットに緩みが発生しやすい時期で、走行中に外れる可能性があるといいます。走行中にタイヤに異変が起きた場合、なるべくすぐに気づきたいですよね。JAF東京支部によると、気づくサインがあるそうです」
「規則的なゴロゴロ・ガラガラなど、濁点が付くような音が聞こえてきたら、すぐに安全なところに停めて確認してほしいということでした。高速道路では路肩の安全なところに止めて、自分で確認はせずに、NEXCOや警察に連絡をしてほしいといいます」
「タイヤの交換をする時は、車の種類によって部品が異なる場合があるので、自分ではやらず、専門知識を持った車の用品店やガソリンスタンドなどでやってほしいとしています」
■去年のGW、多かった車のトラブルは

山粼アナウンサー
「GW期間中に起きる車のトラブルは、他にも多くあります。JAFが去年の連休中に出動した理由のランキングによると、一番多いのが『過放電バッテリー』で2万6749件。バッテリーが上がってしまうものです」
「2位がタイヤのパンク、バースト、エアー圧不足で1万5513件です。そして3位は車の破損、バッテリーの劣化で5017件でした」
「GWに久しぶりに遠出すると、車の整備(状況)をしっかり確認できていないこともあるといいます。まず乗る前に点検をしてほしいということです」
斎藤佑樹キャスター
「以前旅行に行く時に、3泊ぐらい駐車場に止めたことがありました。その時に車内のランプをつけっぱなしにしたら、バッテリーが上がりました。そこからは気をつけるようにしているんですけど、意識していてもそういうことは起こっちゃうんだなと思います」
山粼アナウンサー
「ふとしたことがきっかけになることもありますからね」
■短時間でも…車内では熱中症に注意

山粼アナウンサー
「ゴールデンウィークは気温が上がり始める時期です。そこで注意が必要なのが、車内での熱中症です。JAFが外の気温が23℃〜24℃と過ごしやすい日中に、大型のSUVで行った実験です」
「車内温度25℃で計測を開始します。10分後には33.6℃、1時間経つと43.5℃まで上昇しました。たとえ5分から10分と短い時間だからといって、お子さんを車の中に残すようなことは絶対にしないようにしてください」
鈴江アナウンサー
「コンビニでちょっとトイレに行ってくるねとか、ジュース買ってくるねとかと(子どもを車内に)残してしまいがちですけど、たった10分でこれだけ上がるということを肝に銘じて、必ず一緒に出かけるということを心がけたいなと思いました」
山粼アナウンサー
「少しの間だからと油断しないようにしていただきたいです」
■防災担当大臣「移動先で防災対応を」

山粼アナウンサー
「20日、北海道・三陸沖後発地震注意情報も出されました。到着した旅行先で気をつけたいこともあります。28日、赤間防災担当大臣が会見で呼びかけました」
赤間大臣
「政府からの特別な注意を呼びかける期間が終了しても、大規模地震の発生の可能性がなくなったわけではございません。移動先でのハザードマップや避難場所、避難経路を確認するなど、防災対応をとっていただくようお願い申し上げます」
「北海道・三陸沖後発地震注意情報による特別な注意の呼びかけ期間は27日に終了しましたが、日ごろの備えについては引き続き行うよう呼びかけました」
■旅行先のリスクは?…事前に確認

山粼アナウンサー
「連休中に旅行先の地域でどのようなリスクがあるのか知るために役立つのが、国土交通省の『重ねるハザードマップ』です。見たい場所の住所を入力すると、洪水や津波などが発生した際、浸水が想定される水の深さを確認できるというものです」
「お出かけする先など、土地勘のない場所で過ごす方は、ぜひこうしたものでチェックをするようにしてください。連休のご自身の過ごし方にどのような危険が潜んでいるのか、事前に知っておくといいかもしれません」
(2026年4月28日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)【みんなのギモン】
身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)
