先発起用に応えて結果を残した田中。(C)TOSHI TAKEYA(SOCCER DIGEST)

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 冷遇されるなかでの意地の一発だった。

 リーズに所属する田中碧は4月5日、FAカップ準々決勝のウェストハム戦で先発出場。先制点をあげ、存在感を放っている。

 プレミアリーグでは前節で終盤に途中出場したものの、それまで7試合出番なしと、ダニエル・ファルケ監督の下で序列が下がっている田中。2026年になってからリーグ戦でほとんどプレーできず、シーズン後の去就も取りざたされているのは周知のとおりだ。

 それだけに、カップ戦でのチャンスを生かしたいところだった。そして、田中は見事に結果を残した。前半26分、中盤でボールをさばいてから一気に前線へダッシュ。ボックス内でパスを受けると、巧みな切り返しから左足でネットを揺らした。
 
 FAカップ公式アカウントは、田中の切り返しからのシュートシーンをスローモーションでSNSに動画投稿。ファンからは賛辞が寄せられている。

「キレッキレ」
「オレたちのサムライ」
「どこのストライカーやねん」
「このフットワークはまさにマスタークラス」
「ファルケは彼をベンチに置きたがる。なぜか」

 追加点をあげたリーズは、後半アディショナルタイムにまさかの2失点。アドバンテージを失い、PK戦に持ち込まれた。だが、最後はそのPK戦を制し、39年ぶりとなる準決勝進出を果たしている。

 ワールドカップに向け、リーズでの出場機会は非常に重要となる。この日の田中の活躍を、ファルケはどのように見たのか。プレミアリーグ、そしてFAカップ準決勝という大舞台で、日本代表MFの起用法が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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