世界的なお騒がせインフルエンサーであるイギリス出身のボニー・ブルーに続き、起きていた騒動とは…(左/TikTokより、右/Instagramより)

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〈よくやった、兄弟!〉〈これが真の力だ〉──格闘家の"正義の拳"に称賛の声が続出している。インドネシアのバリ島では、昨年12月、世界的なお騒がせインフルエンサーであるイギリス出身のボニー・ブルー(26)が過激な映像を撮影する目的で島内のスタジオにいたとして警察に拘束される騒動が起きたばかりだが、今度は狼藉を働いたという外国人旅行者が地元住民に絞め落とされる動画が海外メディアを騒がせている。

【写真】酔って女性に触れた観光客を失神KOさせた、びっしりタトゥーの格闘家。男たちに囲まれる「世界的なお騒がせインフルエンサー」の姿なども

 3月末あたりからSNSで拡散されている動画は、バリ島の路上で起きたケンカをとらえたもの。腕にタトゥーをびっしり入れた男性は、白人男性の首を背後から腕で締め上げながら、「地元に敬意を持て!」と繰り返していた。やがて白人男性は失神したようだ。

 タトゥーの男性は、周囲の人だかりに対して、「これは敬意を払わず女性に触れた酔っぱらいの外国人の1人だ」と説明。やがて意識を取り戻した白人男性に対して、「俺がお前を殴ったら、余裕で倒せる。でもお前が理解するまで首を絞めてやる」と警告した。また、どこから来たかたずねられた白人男性が「ロシア」と答える場面もあった。

 タトゥーの男性は、バリ島でジムを経営する格闘家のベルダ・ブリッグ・サンドさんだ。ベルダさんは、自身のInstagramで、〈この男は酔っていた 人に触れ、道路の真ん中を歩き、見知らぬ人を止めて、普通のように頭を叩くことさえした〉と詳しい経緯を明かした。その上で、以下のようなメッセージをつづっている。

〈バリは美しい場所であり、ここの人々は親切で礼儀正しい。私たちは、みなさんにその魅力を体験していただきたいと思っています。

 しかし、敬意は双方向のものでなければならない。ここを訪れる一部の外国人が、礼儀を欠いた振る舞いをするのを見るのにうんざりしています〉

 ベルダさんの行動は、複数の海外メディアで取り上げられた。彼に称賛の声が続々と寄せられている背景には、かねてよりバリ島で観光客によるトラブルが問題になっていることも関係しているだろう。

 海外事情に詳しいジャーナリストが解説する。

「今年3月には、フランスの女性モデルがバリの人気観光地チャングーで男性との性的な行為を想起させる動画を撮影した疑いで逮捕されたばかりです。

 また、昨年12月には、世界的なお騒がせインフルエンサーであるボニー・ブルーが警察沙汰になった。過激な映像を撮影する目的で島内のスタジオにいたとして、カメラ数台、USBメモリ、潤滑ジェル、さまざまな色やブランドの避妊具なども押収されたといいます。

 さらに昨年2月には、上半身裸の観光客たちが警備員と乱闘になる動画も拡散されました。観光客がクラブで女性に嫌がらせをして追い出されたことが騒ぎの発端だったと報じられています。

 リゾート地で非日常感を楽しむあまり、"ここはルールの適用外"のように錯覚してしまうのかもしれません。住民たちにとって、はめを外す観光客は悩みのタネです」

"神々の島"と呼ばれ、世界有数のリゾート地であるバリ島。地上の楽園でさえ、トラブルとは無縁でいられない。