「容器がなければ水はくれません」災害時給水ステーションの“落とし穴”と正しい備え

YouTube動画『【知らないと困る】災害時に水を確保するための『災害時給水ステーション』の使い方と事前準備を解説！』で、二代目さんが出演。「地震が起きたとき、道路が液状化して人しか歩けないときに、もっと歩けることもできないので、そういったところも考えながらやったほうがいいかもしれない」と災害時の水確保について深く語った。

動画冒頭、「最近、水を給水できる場所があるっていう話を聞いたんですけど」と視聴者の疑問に二代目さんが答える形で、東京都内の給水ステーションの設置場所や実際の利用法を詳しく解説。小学校や公園、都立施設に設けられていること、そして「東京都水道局のホームページとかを見てもらえると、給水ステーションの場所が載っている」と紹介。重要なのは「災害とかが起きる前に事前に確認していくことが非常にいいと思いますね」とアドバイスした。

また、「給水ステーションを使うってなったときに、何を持ってったらいいんですか？」という質問には、「容器も何も持っていかなかったら、水くれません」と断言。ペットボトルやポリタンク、鍋、バケツなど“蓋付き”の容器を推奨し、「ちゃんとふたついたものを、俺自身はオススメをしたいですね」と実践的な知識を伝えた。

さらに「1人あたり3リットルまでのお水しか渡せませんとかが、発生してくる」と利用時の制限や混雑の可能性にも言及。家族分の水をどのように運ぶか、災害時は道路が歩行困難な状態になる場合も想定するべきだとし、「そういったところも考えながら、やったほうがいいかもしれない」と注意を促した。

給水ステーション以外での水確保についても「家に備蓄っていって、お水を確保する」ことを勧め、東京都が推奨する「1人3リットル×3日＝9リットル」の備蓄を例に挙げて、「それぐらいちゃんと備蓄をしておくと、もし何かあったときに役に立つ」と、平時からの備えの大切さを強調した。

動画の締めくくりでは、「ネットが使えなくなったらそれもできないから、ちゃんとスクショかなんかして、この場所にこれあるんだっていうのを、やっておくのも非常に重要だと思って」と、ネットが使えない最悪の事態も想定した事前準備の必要性を訴えた。最後に「次回もよろしくお願いします」と呼びかけ、災害への日頃からの備えを再確認する内容となった。