「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(4月24日(木)〜4月30日(水))注目した数字をご紹介します。

90億ドル

YouTube広告収益が増加、成長を支えたのはAIと有料会員

YouTubeの広告収益が2025年第1四半期に前年同期比10.3%増の89億3000万ドル(約1兆2810億円)となった。親会社アルファベット(Alphabet)の全体売上は同12%増の902億3000万ドル(約12兆8440億円)と市場予想を上回った。好調の背景には、YouTubeやGoogle Oneを中心とした有料会員が2億7000万人を超えて拡大したことや、検索体験を強化するAI要約機能「AI Overviews」の利用者数が月間15億人になっていることが挙げられる。YouTube MusicやPremiumの会員も1億2500万人を突破し、低価格プランの投入も追い風となった。アルファベットとGoogleのCEOのサンダー・ピチャイ氏は「事業全体にわたる健全な成長と勢いが反映された四半期だ」と述べている(variety.com)。

65%

Netflix新規加入者の過半数が広告付きプランを選択

マーケティングおよび分析会社のカンター(Kantar)の最新調査によると、2025年第1四半期におけるNetflixの新規加入者のうち、65%が広告付きプランを選択したことが明らかになった。これは前年同期の42%から大幅に上昇したもので、プライムビデオの83%に次ぐ高い割合だ。月額コストの安さが主な要因で、広告付きプランの利用者は解約意向も低い傾向にある。プライムビデオも『リーチャー〜世界のアウトロー〜(Reacher)』の人気により新規加入シェア17%と好調を維持。広告付きプランの浸透が、ストリーミング市場の新たな成長ドライバーとなっている(advanced-television.com)。

10%減

スペイン語コンテンツ企業 広告減収と競争激化で苦戦

スペイン語コンテンツ企業のテレビサユニビジョン(TelevisaUnivision)の2025年Q1収益は10億2000万ドル(約1581億円)で前年比10%減。米国とメキシコでの広告収益がそれぞれ13%減・18%減と大きく落ち込んだ。ストリーミング「Vix」の収益は1億900万ドル(約155億3570万円)で4%増にとどまり、前年の25%増から鈍化。プレミアム会員は540万人。Vix以外のライセンス・サブスク収益は12%増。今回の減収は、スペイン語メディアが直面する市場の成熟と競争の激化を映し出した(thedesk.net)。[原文:Future of TV Briefing: How mid-sized advertisers may shape this year’s upfront market]編集/坂本凪沙