『機動戦士ガンダム』初のハリウッド実写映画化! 監督はNetflix『Sweet Tooth』のジム・ミックル
バンダイナムコグループの株式会社バンダイナムコフィルムワークス(以下、バンダイナムコ)は、米国のLEGENDARYと共同で、『機動戦士ガンダム』シリーズ初となるハリウッド実写映画版『GUNDAM(仮称)』の制作を進めることを発表した。本作は全世界で劇場公開予定であり、監督・脚本はNetflixドラマ『Sweet Tooth』のクリエイターであるジム・ミックル氏が担当する。

『機動戦士ガンダム』は1979年に放送を開始し、「リアルロボットアニメ」という新たなジャンルを確立した。モビルスーツを「兵器」として扱うリアルな戦争描写や緻密な科学考証、複雑な人間ドラマが特徴である。これまでにTVアニメシリーズ25作品、劇場映画34作品、OVA27作品が制作され、日本だけでなく世界中でも高い支持を得ている。

さらに、アニメだけでなく、プラモデルガンプラ」やゲームなどの関連商品も幅広く展開されており、ガンダム関連の年間売上は約1,400億円(900百万ドル)を超える。この世界中で親しまれているシリーズのさらなる拡大を目的として、初のハリウッド実写映画化が決定した。

バンダイナムコは『GUNDAM』の制作とともに、北米でのガンダムブランドの拡大を目的として2025年4月1日に北米法人「Bandai Namco Filmworks America, LLC(BNFA)」を設立することも発表した。本法人は、バンダイナムコグループの北米統括会社「Bandai Namco Holdings USA Inc.」の100%子会社として、海外でのライセンス事業の拡大に取り組む。

今回のハリウッド実写映画化は、ガンダムシリーズの新たなファン層獲得に寄与すると考えられる。特に、北米や欧州市場において実写映画を通じた展開が進むことで、今後のガンダム関連ビジネスのさらなる成長が期待される。


■ 実写版『GUNDAM』の詳細
制作:Legendary Pictures
監督・脚本:ジム・ミックル(Netflixドラマ『Sweet Tooth』のクリエイター)
公開予定:全世界で劇場公開予定(公開時期は未定)

バンダイナムコホールディングス 公式サイト:https://www.bandainamco.co.jp/
バンダイナムコフィルムワークス 公式サイト:https://www.bnfw.co.jp/
LEGENDARY ENTERTAINMENT 公式サイト:https://www.legendary.com/