ブラボー流行のきっかけとなった長友佑都選手(写真:PA Images/アフロ)

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サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会に出場した日本代表のMF・堂安律選手が2022年12月8日、流行語大賞について、「ブラボー以外ある?」とツイッターで問いかけたことが反響を呼んでいる。

この投稿には、「ブラボー」流行のきっかけとなった長友佑都選手、日本代表キャプテンの吉田麻也選手、さらにはW杯の日本語公式アカウントも反応するなど、大きな反響を呼んでいる。

「流行語大賞ってもう発表されたんだっけ?」

今年の「新語・流行語大賞」は12月1日に発表され、プロ野球・東京ヤクルトスワローズの4番バッターで令和初の三冠王に輝いた村上宗隆選手を指す「村神様」が大賞に選ばれている。

しかし、堂安選手が8日のツイートで待ったをかけた。

「流行語大賞ってもう発表されたんだっけ? ブラボー以外ある?」

投稿には、「ブラボー」の生みの親、長友佑都選手とともに日の丸の旗を手にして勝利の雄叫びをあげるツーショット写真が添えられている。

長友選手はグループリーグ第1戦の日本対ドイツ戦で、格上のドイツを相手に2-1で勝利をおさめた後、試合後インタビューで「ブラボー、ブラボー!」と大絶叫。その後の試合でも長友選手はブラボーを連呼し、一躍流行ワードとなった。

長友選手は堂安選手の投稿を引用し、笑顔の絵文字とグッドマークの絵文字を添え「ブラボー」とツイート。吉田選手も同じく反応し、「いや、"ブラボー"以外ありえないよ」と呟いた。

さらには、W杯日本語公式アカウントも堂安選手の投稿を引用し「ブラボーじゃないんですか?」としている。

これらの投稿には、「私の中の流行語大賞はブラボーです!笑」「W杯が、もう少し早く開催していたら ブラボーでしたね」「ワールドカップが夏に開催されていたら、村神様といい勝負だったかもしれません」など共感するサッカーファンの投稿が相次いでいる。

一方で、野球ファンとみられる一部のユーザーからは、「一応村上宗隆のことも考えて欲しいなって思った」といった反応も。

とくに、W杯公式の投稿に違和感を抱いたユーザーは少なくなかったようで、「ねえ、これ村上選手に失礼じゃない?」「公式までやるのはさすがに不快」「選手間でならまだしも公式が言うんか、普通に配慮足りないし失礼」とのリプライが相次いで飛んでいる。