元日本代表DF闘莉王氏【写真:Getty Images】

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故郷の現状をSNSで報告、7日に1日当たり最多の8万7000人以上の新規感染者を記録

 新型コロナウイルスの感染拡大で1都3県に緊急事態宣言が発令されるなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は故郷のブラジルから、1日当たり最多となる8万7000人以上の新規感染者を記録した衝撃的な現状を告白している。

 2019年シーズン限りで現役を引退した闘莉王氏は、ブラジル・サンパウロ州の生まれ故郷で牧場経営など実業家として活躍中。「闘莉王TV」公式インスタグラムで、ブラジルで爆発的な広がりを見せている新型コロナ第2波の脅威を綴っている。

「クリスマス、正月というイベントの後に一気に増えてしまった。1日の感染者はこれまでの最多の8万7000件を突破してしまった」

 世界で3番目に多い新型コロナ感染者を記録しているブラジル。累計感染数は800万人、死者は20万人をすでに突破しているが、1月7日には8万7134人という同国における1日当たりの最多感染者を出してしまった。

 アマゾン流域の感染状況の厳しさを伝えていた闘将だが、日本の感染状況も注視している。

「日本も冬の寒さから感染者が増えてきているとニュースで見ている。2度目の緊急事態宣言、すごく心配だけど、日本にはきちんと規律を守るという文化がある。大変な状況でも、絶対にコントロールできると信じています。今年こそは日本に戻って、みんなと笑いたい」とも綴っていた。

「闘莉王TV」公式YouTubeチャンネルでも、ブラジルの新型コロナの現状をレポートしていた闘莉王氏。規律を重んじる日本の文化が新型コロナ感染拡大防止の鍵になると期待している。(Football ZONE web編集部)