スライドキーボード搭載スマホ「F(x)tec Pro1」の魅力を探る
しかしiPhoneの登場以前は、Windows Mobileを搭載したウィコムのW-ZERO3など、物理キーボードを搭載したモバイルガジェットが多数存在していました。
現在は、画面タッチ操作のスマートフォンが全盛の時代ですが、物理キーボードを搭載するガジェットへの潜在的ニーズは、いまの時代でも存在しています。
そうしたニーズは、iPadにキーボードを追加した利用や、超小型ノートPCであるUMPCへと形を変えて利用されています。
そしてまたキーボードガジェットのニーズを満たす製品が生まれてきました。
スライドキーボードを搭載したスマートフォン「F(x)tec Pro1」です。
F(x)tec Pro1は、日本国内ではリンクスインターナショナルが販売しています。
F(x)tec Pro1は、一見すると普通のスマートフォンのように見えます。
ですが、本体をスライドさせてキーボードを引き出すと、横型の小型ノートPCのように利用ができるスマートフォンなのです。
今回、リンクスインターナショナルより、F(x)tec Pro1のサンプル版をお借りしましたので紹介します。
サンプル版ですので、製品版とは異なる可能性もある点は、ご了承ください。

スライドキーボード搭載F(x)tec Pro1

キーボードをスライドさせるとディスプレイが浮き上がる仕組み

キーボードを閉じると5.99型ディスプレイのスマートフォンになる

デュアルSIM仕様でDSDSに対応している
F(x)tec Pro1に搭載されているOSはAndroid 9。
プロセッサーはSnapdragon 835と、現在ではハイペックではありません。
メモリは6GB、ストレージは128GBとなっており、日常ユースではストレスなく利用できるスペックです。本体サイドには指紋認証や、カメラシャッターボタンを搭載し、USB-Cポートの急速充電で大容量3200mAhバッテリーを約36分で50%まで充電可能です。

スライドキーボードで日本語入力(Google日本語入力を使用)
キーボードによる日本語の入力と変換も快適です。キーは小さいため、打鍵には慣れが必要ですが、ハードキーによる入力の快適さは、キーボードガジェット愛好者も十分に満足できるでしょう。
F(x)tec Pro1は、スライドキーボードを搭載しているので、本体の厚みや重量は通常のスマートフォンよりも増しています。しかし実機を触った感触としては、約243gの重量と13.98mmの厚みは、大きめのスマートフォンとして許容範囲に入ると感じました。
いつでもどこでも文字入力を多用するユーザーにとっては、キーボード内蔵のガジェットは魅力的ですし、活用するシーンも多く実用性も高いといえます。
現在は画面タッチスマートフォンが主流ではありますが、今後もキーボード内蔵型ガジェットの登場には期待したいです。
執筆 伊藤浩一
