ちっちゃいブタが可愛すぎ。話題の「マイクロブタ」カフェに行ってみた
 ネコにフクロウ、ウサギなど、いろいろな動物カフェがある中、最近話題を呼んでいるのが、目黒にあるマイクロブタと触れあえるカフェ! なんと連日予約がいっぱいという大盛況ぶりなのだとか。

 でも、聞きなれない「マイクロブタ」とは、どんなブタさんなのでしょうか。実際にお店でお話を聞いてきました!

◆人に寄り添う新しいペット、マイクロブタとは?

「実は、マイクロブタという品種はないんです」。そう説明してくれたのは、目黒にあるマイクロブタカフェmipig caféの北川史歩さん。突然変異で生まれたミニブタよりもさらに小さなサイズの豚をかけあわせて生まれたのが、マイクロブタなのだそうです。

 カフェに出ているブタさんたちを見てみると、とにかくカワイイ! 活発に動き回って、愛敬を振りまいてくれます。ゴワゴワした触り心地を想像していたけど、それほど硬くありません。膝に載って寝る子もいたりと、人懐っこさもかなり高い模様。

「カフェにいるのは、生後5か月から10カ月の子たちです。このカフェにいるのは、山梨にあるファームで生まれたマイクロブタたちで、人に関わって慣れる工程を、カフェを通じて行っています」

 ちなみに、獣臭いにおいもなし。トイレトレーニングも完璧で、自分たちでトイレにいっている姿もみれました。

「ブタさんって、とってもきれい好きなのです。トイレが汚れているとわざと外してする子もいるほどなんですよ」

 筆者が体験したふれあいタイムは30分。あっという間に時間が終了してしまいました。

◆大人のマイクロブタはどれくらいのサイズ?

 子どものマイクロブタの愛らしさは全身で体感できましたが、大人になるとどのような姿になるのでしょうか。

「大きさは40kgほどです。ミニブタで100kg、食用で200〜300kgと言われているので、数字からも差が伝わると思います」

 とはいえ、40kgってなかなかの重さですよね。そこで大人になったマイクロブタさんをみせてもらいました。

……想像以上に大きい……! 印象は中型犬〜小さめ大型犬くらいでしょうか。

「この子の名前はシオン君です。生後1年で26kgあります」

 上から、B6サイズ(128×182ミリ)のノートと一緒に撮ってみました。大きさが伝わるでしょうか。

 現在26kgということは、まだまだこの先大きくなるのでしょう。フゴフゴ鼻を鳴らしながら日向で寝ている姿は、子ブタさんとは違うかわいらしさがあります。

「ペットの特徴としては、犬と猫の間くらいの気質ですね。近づきすぎず、離れすぎず、適度に距離を取ってくれるのが魅力。ほどよく人に寄り添ってくれる存在なのです」

 このmipig caféではペットとしてマイクロブタの販売も行っています。

「ペットとしてのマイクロブタの魅力を広げたいと、販売も行っていますが、だれにでも『ぜひ買ってください』というスタイルとは異なります」

◆飼育条件を満たした人しか飼えない

 もともとイギリスで流行していたというマイクロブタ。セレブ達に流行し、そこから一般に広まっていきました。インスタグラムなどSNSで検索すると愛らしい姿を多く見ることができます。ただ、注目度が高まるにつれ、様々な問題が起きたのだそうです。

「ミニブタもマイクロブタも、あかちゃんのときは、ほぼ同じサイズ。そのため、ミニブタをマイクロブタとして販売する悪質なブリーダーが出てきました。結果、大きくなった時に飼いきれず、飼育放棄されるようになったのです」

 そこで、日本で販売するにあたり、悪質な人に渡らないように様々な対策を施しています。

「去勢や避妊に加え、全頭にマイクロチップをいれています。マイクロチップがあれば、もし災害時にはぐれても識別できます。また、ある程度大きくなるため、飼育できる環境にあるかどうかも確認します」