有吉弘行が、10月14日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(TOKYO FM)で、長く活動できるタレントの特徴を明かした。

「やっぱり聴いている方がクスッと笑えるお話ができるようになったら、息が長いんだよ。じっくりしっかり落ち着いて話して、『アハハ(笑)』ぐらいのお話を平気でできるようになったら、タレントは息は長い」

 有吉がそう言い出したのは、同じ太田プロダクションの後輩・マシンガンズ・滝沢秀一の残念なトークを目の当たりにしたからだという。

 滝沢はゴミ清掃の仕事を経験して、著書『このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景』を刊行するなど話題になっている。

 そこで有吉の番組に滝沢が出演し、清掃のエピソードを語った。有吉は「清掃で起きた出来事を、ちゃんとした専門家の話としてじっくり話を聴きたい」と思っていたが、滝沢はハイテンションで話してしまったという。

 滝沢に、芸人として「鍋料理のアク」のような必死さがなくなったと推測し、「いいぞ滝沢!」と思っていた有吉だったが、期待ハズレで「アク満載」と嘆いていた。

 有吉は2010年に新宿ロフトプラスワンで『有吉マシンガンズトークライブ』を開催するなど、マシンガンズのことを気にかけてきた。今回は、滝沢の活躍を喜んでいるがゆえのお小言になったようだった。

 どんな世界でも、肩に力が入りすぎると、あまりいいことはないようだ。