29日、テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」では女子プロレス特集を放送。長与千種、ダンプ松本、井上京子といったかつてのスター選手が一堂に会し、女子プロにまつわるエピソードを披露した。

出演者の一人、“Mr.女子プロレス”神取忍は、長与千種らが所属した全日本女子ではなくジャパン女子の出身だ。柔道全日本選手権3連覇を果たし、鳴り物入りで同団体に入団すると1987年には長与戦を熱望し全日本女子の試合会場で対戦を迫ったこともある。

試合後、リングサイドに姿を現した神取に長与も呼応し、両者は一触即発の状態に。場内も蜂の巣をつついたような騒ぎとなったが、この裏には神取の極めて冷静な行動があったようだ。

番組で「他団体に乱入する時は弁護士の指導のもとにおこなった」と明かされると、神取は「本当にそうだった」と苦笑い。その経緯を「当時は新団体として“ダンプ松本は10秒(で倒せる)”だとか、クラッシュギャルズは10秒だとか生意気なことを言っていた。対抗戦、とにかく戦いたいって言ってた。そしたら長与千種がやろうと言って(選手同士で)やろうとなったときに(所属)団体からストップがかかるわけですよ」と明かした神取は「選手契約をしてそれを破った場合は賠償金。“勝手にリングに上がったら賠償金だぞ”って。で、(リングサイドの)ギリギリのところで“コノヤロー”って(挑発を続けた)」と説明した。

実際、当時のVTRが流れると、神取はリングに近付くものの決して上がることはせず、周囲が阻もうとする動きに合わせて徐々にリングから遠ざかっていく様子が伝えられた。結局実現しなかった長与とのシングルマッチについて「結局、あーでもないこーでもないってやってるうちに引退しちゃった」と残念そうな表情をみせた神取だったが、「なので、ちょっと提案したい。是非試合やりたい」と番組内で改めて対戦を迫った。今年で50歳になる神取と長与。女子プロ界のレジェンドとなった二人の対戦は実現するのか――。