3大会ぶりにW杯へ臨むボスニア・ヘルツェゴビナ代表メンバーが発表された。(C)Getty Images

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 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表が発表した“異例のメンバー紹介動画”が、大きな反響を呼んでいる。

 現地5月11日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表北中米ワールドカップに臨む26人を発表。同時に同国サッカー連盟が公式Xで公開した映像が、国内外で注目を集めた。

 動画は、ボスニア・ヘルツェゴビナの美しい山々や街並みを上空から映したシーンでスタート。その後、町中やスタジアムなど様々な場所で、国旗やユニホームを手にした多くの人々が代表選手の名前をひとりずつ読み上げていく構成となっている。

 同国メディア『Reprezentacija.ba』によれば、名前を呼んでいるのは単なる一般人ではない。それぞれの選手の人生やキャリアを支えてきた“特別な存在”だという。

 同メディアは、「例えば、ケリム・アライベゴビッチの母親や、タリク・ムハレモビッチの兄弟が登場する。彼らの子供、兄弟、夫がこの舞台に立てた背景には、家族の存在が大きいことが分かる」と紹介。さらに、「所属クラブの最年少メンバーたちも選手名を叫んでいる。FKボラツの子供たちは『ヨボ・ルキッチ』、NKポスシェの子供たちは『マルティン・ズロミスリッチ』と呼びかけた」と伝えている。
 
 単なる登録メンバー発表ではなく、選手を支えてきた家族や地域、クラブとの繋がりを表現した演出に、ファンからはSNS上で「涙が出たよ」「これは最高の演出だ」「なんて素敵な動画なんだ!」「国全体で代表選手を支えている感じがする」「これが国を代表するということ」など感動の声が相次いだ。

 今回のメンバーには、40歳のベテランFWのエディン・ジェコや、アタランタでプレーするDFセアド・コラシナツらが順当に選出。2014年ブラジル大会以来、2度目のワールドカップ出場となるボスニア・ヘルツェゴビナは、グループBでカナダ、スイス、カタールと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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