“スーダン紛争関与疑惑”でシティオーナーに制裁の可能性 15万人超が犠牲の内戦で武装勢力支援か
マンチェスター・シティのオーナーであり、アラブ首長国連邦(UAE)の副首相も務めるシェイク・マンスール氏に対し、イギリス政府へ制裁を求める声が強まっている。『The Athletic』が報じている。
人権団体『FairSquare』などは、マンスール氏がスーダン内戦で戦争犯罪を指摘される武装勢力『RSF』を支援している疑いがあるとして、資産凍結を含めた厳格な調査を求めている。
さらに最近の調査では、マンスール氏が関与する財団が、人道支援を隠れ蓑にしながら軍事輸送拠点を利用していた可能性も指摘された。UAE側は一貫して関与を否定しているものの、国際社会の視線はこれまで以上に厳しさを増している。
仮にイギリス政府が制裁に踏み切れば、かつてチェルシーを所有していたロマン・アブラモヴィッチ氏のように、マンスール氏もクラブ運営から離れざるを得なくなる可能性がある。巨額資本で最強軍団を築き上げてきた一方で、その資金源や政治的背景が、クラブの将来を揺るがす懸念材料となりつつある。
もし人道的疑惑が事実であれば、スポーツの枠を超えた責任が問われるのは避けられない。クラブの成功と政治的影響力が密接に結びつく現代フットボールにおいて、ファンも複雑な立場に置かれている。プレミアリーグが世界最高峰のリーグであり続けるためには、オーナーの透明性についても、より厳格な基準が求められるだろう。マンチェスター・シティという巨大クラブが、今後どのような対応を見せるのか注目が集まる。
