Image: Brent Rose / Gizmodo US

今年1月に開催されたCES 2026にて発表されたRoborockの最新版お掃除ロボットQrevo Curv 2 Flow。掃除機&モップで、徹底的にお部屋を綺麗にします。モップにはリアルタイム自動洗浄システムが組み込まれており、衛生面にも気をつかったモデルです。

ケッチャプのベトベトをも落とす!というQrevo Curv 2 Flow。日本ではまだRoborock公式での展開がないものの、海の向こうでは発売済み。米Gizmodo編集部がレビューしました。

お掃除ロボはここ数年、階段や段差を乗り越えることに注力していました。が、Roborockはここで1度基本に立ち返ったのか、お掃除力そのものをアップデート。それがQrevo Curv 2 Flowです。自社初となるローラーモップを搭載し、かつてない拭き取り能力をアピールしています。

Qrevo Curv 2 Flowというくらいなので、これは第2世代。初代はQrevo Curvで、発売時の価格は1600ドルほど(日本価格 24万1780円)。最大4センチの段差に対応しており、ドックステーションの丸みある形は当時もお家に馴染むとしてなかなか好評価でした。

この後継機となるQrevo Curv 2 Flowは、まず吸引力が初代の18,500 Paから20,000 Paにアップ。「デュアル毛絡まり防止システム」で、長い髪の毛などの詰まりを最小限に。LiDARとカメラで周囲を確認して動き回り、高さ4センチまでクリア可能。ドックのモップ洗浄は最高74度のお湯で洗浄し細菌を取り除きます。さらに、お掃除しながらモップを洗うという効率的なシステムも搭載。

その上、価格は999.99ドル(日本価格11万9900円)。より手に届きやすくなった上で、掃除能力も向上しています。

モップ能力が高い!

Image: Brent Rose / Gizmodo US

搭載された新たなモップはローラー型の幅27センチ。最大回転数は1分に220回とスピーディ。ギュっと床を水拭きする力は15N(ニュートン)で、Roborockいわく、手でぎゅっぎゅっと水拭きする力と同等だといいます。初代が6Nだったので、2倍以上にパワーアップしています。また、家具や壁から1センチ程度のところまでは、本体の横からモップがせり出してお掃除するという力のいれようです。

最大の特徴は、やはりモップのリアルタイムクリーニング。ほとんどのモップお掃除ロボは、充電ドックまで戻ってクリーニング機能が発動します。が、Qrevo Curv 2 Flowはドックまで戻らず、綺麗な水をモップに供給しながら、掃除後の汚れた水は内蔵された別タンクに流すという洗浄システムSpiraFlowを搭載。これでお掃除の時間が短縮されます。

実際に使ってみると…

と、前評判はここまで。実際にお家で使ってみたらどうでしょう。まずは、アプリでロボのQRコードを読み取り、綺麗な水をタンクにいれて、部屋のマッピングから。

僕が暮らすワンルームの部屋なら、5分ほどで部屋のスキャンは完了。できたマップもなかなか正確。床、壁、クローゼット、クローゼットの鏡にも騙されず。ベランダへのドアを次の部屋があると勘違いしているようですが、そこは許容範囲、編集でなおせばOK。アプリからの編集では、入らないエリアを設定したり、部屋に名前をつけたりが可能。モップ付きロボなのでカーペットの場所は重要なのですが、これがちょっとうまく認識されておらず、ここも手で編集。

ドックにもお水をいれて準備完了。ドックには洗剤専用タンクはないので、水タンクに少しだけ洗剤をたらすのを忘れずに!

いざ、お掃除! 吸引機能は文句なし。床におちた髪の毛、カーペットの細かい砂や埃は完璧。クラッカー欠やピスタチオの殻など、小さなものは少し苦手なようです。とくにピスタチオの殻で苦戦していましたが、あるていどは吸引できました。クラッカーも踏んづけちゃってましたけど、その後きれいに吸引されました。

Image: Brent Rose / Gizmodo US

力を発揮するのは、やはり今回の特徴であるモップ力。これ、ローラーモップが非常にいい仕事をしており、今まで試したモップお掃除ロボよりも拭き取り力は明らかに上。

BBQソース、牛乳、マヨネーズなど、キッチンにあるベトベトそうなものを床に垂らして2時間放置してお掃除するテストを実施。マヨと牛乳は1回で綺麗に。BBQソースは拭き取りきれず、それを検知して戻ってきて2度目の拭き取りでほぼ綺麗。若干の吹き残しがあっても、もう一度送り込めば綺麗にして帰ってきます。

Image: Brent Rose / Gizmodo US

端っこが苦手

ロボは丸いので、どうしても隅っこが苦手。吸引では、壁に近いエリア1.5インチ(約4センチほど)に取りこぼしがありました。昨今流行りの拡張アームがないゆえかと。

モップ掃除は、エッジアダプティブ機能で壁際までモップを伸ばせる仕様になっているものの、その力は安定せず。けっこう際まで拭き取れていることもあれば、がっつり残っていることもありました。何度かトライしても結果は同じ。壁際に行きたくないそぶりまで見せるので、本人(?)も苦手意識があるのでしょうか…。壁際と同じで角も苦手。

これ、今後のファームウェアアプデで改善されるかな…?

お掃除モードのオプションに制限

Image: Brent Rose / Gizmodo US

気になったのはお掃除モードのオプション。今まで試してきたお掃除ロボ、とくに掃除機&モップタイプって、選べるんですよ。吸引のみ、水拭きのみ、どっちも、場合によっておまかせするスマートモード、みたいな感じで。それが、Qrevo Curv 2 Flowにはないんです。モップ機能が目玉なはずなのに、モップのみという選択肢がない。たぶん、より効率的により綺麗にするためにお任せのSmartPlanを使ってくれ、使って欲しいということなんでしょう。

でも、お掃除の程度って人の好みが大きいですよねぇ。現に、BBQソースのお掃除ではブラシにソースがついちゃったし。モップのみモードがない理由がわからないですね。

障害物検知性能はここ数年で向上しているものの、まだまだ完璧とはいえず。たとえば、フローリングに置いたUSB-Cのコード(黒)はうまく認識できませんでした。コードを苦手をするお掃除ロボ多いですね。もし、何かしら吸引しちゃったときは、モップローラーはすぐ止まるようにしてほしい。

Image: Brent Rose / Gizmodo US

Qrevo Curv 2 Flowは、初代よりもロボの高さが高くなっており、業界の中でも背の高いモデルとなっています。なので、家具によっては、下に入れないものもあるかと。

バッテリーもちと充電も評価はちょい下。ワンルームのアパートなら、普通モードで1周は大丈夫。ただ、掃除力の高い、吸引してからのモップモードだと、充電1度では足りません。途中でリチャージが必要。ちなみに、フル充電に3時間かかるので、お掃除完全終了までかなりの時間を要します。広い家だとキツいですね。エリアごとに分けるなど、アプリからの設定で工夫がいるかも。

総評

Image: Brent Rose / Gizmodo US

お掃除ロボとしての全体評価はまずまず、価格が999ドルなこともあって多くの人が検討しそうなモデルです。モップのパワーは高評価。ただ、どうしても吸引も拭き取りも隅っこが苦手。フローリングが多い広くないお家ならそこそこ重宝するかなー。

いいところ:洗浄力向上の革新的なモップデザイン、モップの自動洗浄機能、ドックのデザインがいい

残念なところ:モップのみモードがない、部屋の隅の掃除のこし、小さな物体の検出がまだ逃げて、フル充電に3時間もかかる

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