発砲音、活気一変、絶叫と恐怖に トランプ氏、身かがめ退避

【ワシントン共同】軽快な音楽で活気づく夕食会に突然、複数の発砲音が響き、共同通信記者も含めて参加者は一斉にテーブルの下に隠れた。25日、米ホワイトハウス記者会主催の夕食会。警備要員に付き添われたトランプ大統領と妻メラニアさんは身をかがめて緊急退避した。約2600人の出席者は絶叫し、体を震わせた。
ワシントンにあるホテルの会場入り口近くにいた共同通信記者の頭に、余興の太鼓の音かという思いがよぎった。「伏せろ」。叫び声を聞き、とっさに身をかがめた。
夕食会には多くの閣僚も参加した。ルビオ国務長官らは警備要員に押し倒され、ベセント財務長官やバーガム内務長官らは警護要員に囲まれながらこわばった表情でその場を後にした。
メディア関係者はスマートフォンで状況を中継。涙を流し、おびえる女性もいた。フランス人の女性記者(34)は「発砲だと確信できなかったが、現場の混乱で重大な事が起きていると理解した。緊張とショックで体がこわばった」と話した。
