「安達結希(ゆき)くん(11)の行方不明事件は、表向きは生活安全部が窓口として対応を担っているが、裏では殺人などを扱う捜査一課が捜査を進めている。鑑識が途中から関与しているが、あれは生活安全部主導のカモフラージュ。本当の捜査は一課が主導し、当然“殺人”の線で被疑者を洗っている」

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 捜査の内幕をこう明かすのは、京都府警の捜査関係者だ――。

 京都府のほぼ中央に位置する南丹市園部町は、景勝地「るり渓」や、日本最後の城とされる「園部城跡」などで知られる城下町だ。

行方不明になってから21日後に

 そんな小さな町で、今春から小学6年生になるはずだった安達結希(ゆき)くん(11)の遺体が見つかったのは、行方不明になってから21日後の4月13日午後4時45分頃のことだった。


結希くん(京都府警提供)

 社会部記者が語る。

遺体が見つかったのは…

「遺体が見つかったのは結希くんが通う南丹市立園部小学校から約2キロの場所にある雑木林。発見したのは京都府警の警察官で、遺体は埋まった状態ではなく、仰向けで倒れていました。遺体は濃紺のフリースとベージュ色の長ズボンを着用していた。靴下は履いていたものの、靴は両足とも履いていなかった。遺体は死後、相当な期間が経っており、腐敗が進んでいたそうです」

 遺体発見場所付近に住む地元住民はこう首を傾げる。

「こんな峠道をわざわざ使う人は地元民でもおらんのよ。綺麗に舗装された大通りを行っても同じ場所に着くねんから。子どもが歩いているところなんて一度も見たことがないのに、こんなところで発見されるなんて本当に驚きましたわ」

 一体、結希くんは何故かくも無惨な亡くなり方をしたのか。未だ残る多くの謎に総力取材で迫った。

《この続きでは、▼捜査一課が追う「殺人犯」スニーカー、リュックで隠蔽工作▼失踪当日「義父が送迎した」はずが、防犯カメラに姿なし▼母親が相談する霊媒師、義父は「家族関係に悩んでいた」▼職場恋愛で…義父は16歳上の妻・子供と別れて婿入りなど、総力取材の結果を報じている。4月15日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および4月16日(木)発売の「週刊文春」で記事の全文を読むことができる》

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月23日号)