初回にヘッドスライディングを試みた鈴木誠也

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 侍ジャパン鈴木誠也外野手(31=カブス)のまさかの負傷交代に衝撃が走った。14日(日本時間15日)のベネズエラとのWBC準々決勝(ローンデポ・パーク)の初回、3番・鈴木が四球で出塁すると二死から盗塁を敢行。頭から滑り込んだ際に右ヒザ付近を痛め、ひきずりながらベンチに下がった。盗塁はアウト判定となり、代わって森下(阪神)が中堅守備に入った。

 主砲・鈴木の負傷交代はもちろんカブスに影響をもたらす。すぐに「FOXスポーツ」がXで動画を共有するなど、アクシデントが多くの米メディアで伝えられた。「エッセンシャリースポーツ」は「ファンは大パニックだ。あのスライディングは恐ろしいものだった。カブスファンは不安を募らせている。リプレーを見ると歩くのに苦労しており、状況は芳しくない。鈴木は2023年もWBCの前にケガを負い、大会全体はもちろん、レギュラーシーズン序盤を欠場せざるを得なかった。残念ながら今回もその繰り返しのようで、さらに深刻なようだ」と伝えている。

 また「アスロンスポーツ」は「これは最悪のシナリオだ。若い外野手たちはすぐに代役を務める準備をしなければならないというプレッシャーにさらされる。鈴木の打撃がなければシカゴの打線は著しく弱体化する。開幕まで時間がないため、彼の穴を埋める選手を見つける時間はほとんど残されていない」と緊急事態を報じている。昨年32本塁打を放ち、WBCでも2本塁打、5打点と好調だっただけにカウンセル監督の動揺がうかがえる。