片山大臣に「おかしいだろ!」「何か用があるの?」とヤジ…中道議員が「予算についての一般質疑で財務大臣が出るのは当然じゃないですか?」と迫り国会騒然

4日、衆議院予算委員会において、中道改革連合の近藤和也議員が「省庁別審査のあり方」や「予算についての一般質疑への片山財務大臣の出席」について質問し、国会が騒然となった。
近藤議員は「省庁別審査のあり方について伺いたいと思います。そもそも、今回のこの本予算について集中審議がまだ1回もなされていない。過去は4〜5日程度している。昨年であれば5回、集中審議がされています。そして、この審議時間についても、今巷で言われているのが、与党側から提示を受けている来週の13日(まで)だということであれば、60時間を超えないという状況です。昨年は92時間、例年であれば80時間程度されています」と審議時間の短さを指摘。
その上で「今日行われているこの省庁別審査は委員長職権ですよね? ちょっと強引じゃないですかね?」と疑問を呈した。
さらに近藤議員が「ちなみに、私、外務委員会の理事候補なんですけれども、昨日、理事候補の懇談会が行われまして、今後の審議をどうやってしていくかということだったんですけども、日切れ扱いの法案(期限までに成立しないと、国民生活や国の活動に重大な混乱や支障をきたす法案)があります。あるので、こちらとしても、“最後の出口”はどこかなということも含めてけっこう丁寧に下準備してたんですよ。なのに、昨日初めて顔合わせをした理事予定者の懇談会で、いきなり職権で今日開かれるんですね。本当に強引としか言いようがないですし、その理由の一つがイランですよね。イランのことで、じゃあ外務委員会開いてくれと言うんだったら、イランのことで私たちの方から『集中審議してくれ』と、そっち受けるのが筋じゃないですか?」と訴えると議場内から「そうだ!」という複数の賛同の声が響いた。
続けて近藤議員が「本当に強引だとしか言いようがありません。そして、その上で、今日からのこの省庁別審査ですけれども、財務大臣は今日は財務大臣のパートということで今日の午前中はいらっしゃいますが、今日の午後、そして明日以降、出られないですよね。出られないです。今のところは」と指摘すると「ダメだよ!」という声が議場に響いた。
近藤議員が「そして、こちらについては、今、長妻筆頭(理事)が言われましたけども、一般質疑ですよね? 予算についての一般質疑で財務大臣が出るのは当然じゃないですか?」と疑問を呈すると議場から「おかしいだろ!」などの声が飛んだ。
これに片山さつき財務大臣が「国会の運営に関することにつきましては国会の方でお決めになったものと承知しておりまして、財務大臣の立場としてお答えすることは差し控えさせていただきます」と回答すると、国会では不満の声が漏れた。
近藤議員は「『国会でお決めいただく』ということはたしかにその通りなんですけども、財務大臣も国会議員ですよね? そして、かつ予算を提出した責任者の一人ですよね? ですから、国会で決めるということに対しての関与というのは何らかの形でできるんじゃないですか?」と指摘。この指摘が議場内のさらなる不満を呼び起こす形となり、複数のヤジが飛んだ。
片山財務大臣は 「国会の運営に関して国会の方でお決めになったものと承知しておりまして、現時点では認証官である副大臣が常時出席ということの方でと私の方では伺っております」と答えた。
中道議員「これは無責任としか言いようがないですよ。役割を放棄してるとしか言いようがありません」

だが近藤議員はこの回答に納得しない。
「予算の提出者の一人として、国会で丁寧な議論をしてほしい、熟議を尽くしてほしいということだと思うんですけれども、予算に関する一般的質疑で財務大臣が出ないということに対してはどうお考えですか?」と迫ると、呼応するように「何か用があるの?」などのヤジが飛んだ。
片山財務大臣は「いずれにしても、そちらの国会の方の運営についてのことでございますので、財務大臣の立場としてお答えすることは差し控えさせていただきます」と答えた。
近藤議員は「都合が悪いのは都合が悪いとおっしゃっていただきたいですし、そして、そもそも自分の省庁で、責任ある法案で大臣が出ないっていうことは、これは無責任としか言いようがないですよ。役割を放棄してるとしか言いようがありません」と発言。
さらに「片山大臣、そして坂本(哲志)委員長、そして齋藤(健)筆頭、落選経験ありますよね? 私も落選経験あるんです。落選経験をしたということは、この国会でのこの質疑の大切さ、ありがたさ、どれだけ大切かお分かりだと思うんです。落選をしている時には、私は車自分で運転しますが、国会のラジオ中継を聞くの辛いんですよ。特に同僚の議員が、仲間の議員が審議をしていると、あの場にいないことの辛さ、街頭演説でおっしゃって何も通じないですから。このせっかく今選挙があって、私も議席をいただいて、そしてこの場でこの予算をしっかりと審議していきたいと、そして能登の復旧復興のことも質問していきたいと。おそらく片山大臣と質問できるのは、今日がこの国会でいけばこの予算に関しては最初で最後になるかもしれないんです。だから、この入り口のところでちゃんと、予算に関してなんですから、省庁別審査に対しても出てきてほしいんですよ」と訴えると、議場内にも「そうだよ!」という声が響いた。
近藤議員は「出ないということは無責任だと思います。そして、そもそも、例えば昨年であれば6コマもあったんですね、午前午後で。あれで、今回はもう4コマに縮められてしまっています。こちらについても、昨年は野党側が6コマの担当の省庁を決めたんですが、今回、与党の方で勝手に決められたんですよね。私たちだって民意を受けた国会議員ですから、そこらへんは丁寧に本当にしていただきたいと思います」と述べて次の質問に移った。
(ABEMA NEWS)
