AIで進化したヤマハのバイク。そのデザインはもはやアート
2025年10月16日の記事を編集して再掲載しています。
どうやって乗るんだコレ?
バイクでなじみ深いYAMAHA(ヤマハ)。2017年から「ヒトとマシンの新たな関係。その未来」を探るため、概念検証を目的とした「MOTOROiD」というバイクのプロジェクトを続けています。
過去の2台は、見た目も機能も現代の市販車にはない独特のバイクだったのですが…2025年10月30日より開催される「ジャパンモビリティショー2025」に出展される3代目「MOTOROiD:Λ(モトロイド ラムダ)」は、もっと斬新に進化しています。
もはや芸術作品みたいなバイク
シートもハンドルも見当たりませんし、ステップらしき「ハ」の字は位置が高すぎる。前後の車輪にモーターがあるようですが、タイヤの間にはEVバイクならあるはずの箱型バッテリーがなくスッカラカンです。
車体をネジった姿の写真を見ると、やっぱりシートがないのでどっちが前でどっちが後ろかも分かりませんね。ステップかと思った「ハ」はスタンドになっています。
先代はもっとバイクっぽかった
「MOTOROiD」は初号機からSF感マシマシの有機的なデザインで、自らバランスを取って自立し、ハンドジェスチャーでゆっくりと前進or後退。スイングアームをネジる機構も搭載されていました。
2023年に発表された2代目の「MOTOROiD2」でも、メカニズムは似た感じ。だけど、デザイン的にもっと洗練された印象があります。
新作は展示会で動く様子を見るまで分かりませんが、初代と2代目から察するに、ネジるタイヤは後輪だと思われます。だけど、後退もするなら前後関係ないのかも?
ラムダはAI搭載
「MOTOROiD:Λ」は、近年加速度的に成長をしているAIを搭載します。強化学習を使って仮想環境で学習し、「Sim2Real」技術により現実世界での動作を実現するとのこと。独立した思考で自ら成長し、最適かつ有機的に動いたり、転んだときの衝撃を想定した運動制御などを行なうのだそうです。
先代がジェスチャーで動いていたことを踏まえると、もう人が乗ることは想定されていないのかもしれません。
人を乗せないなら合点がいくような?
いろいろ不思議なバイクですが、人間に運転されないのなら、前後か分からなくても良さそうです。車体半分がネジれるのも、自律走行なら利点になるんだと思います。これがヤマハの考える、ヒトとマシンの新たな関係ってことなのでしょうね。

Source: YAMAHA Motor Co., Ltd. (1, 2, 3) , YouTube (1, 2)
