抜群の決定力を誇る中村。(C)Getty Images

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 オランダメディア『1908.NL』が1月21日、「フェイエノールトの移籍チャンス。違いを生み出せる3人のウインガー」と題した記事を掲載。上田綺世と渡辺剛が所属するオランダ強豪の補強候補として、フランス2部のスタンド・ドゥ・ランスに所属するMF中村敬斗を挙げた。

 同メディアは「フェイエノールトは今シーズン、両ウイングの攻撃力が不足している。冬の移籍市場が開かれた今、攻撃力を強化するチャンスが巡ってきた。ロビン・ファン・ペルシ監督のチームを強化できる可能性のある選手を数名挙げた」として綴り、日本代表アタッカーについてこう紹介している。

「25歳の中村は、エールディビジではお馴染みの選手だ。この日本人左ウインガーは、2019-20シーズンにトゥベンテにレンタル移籍した。LASKリンツでは、優雅なテクニックとパフォーマンスを兼ね備えたウインガーへと成長し、オーストリア1部リーグで54試合に出場して20ゴールを記録した。これが、スタッド・ドゥ・ランスへの移籍につながった」

「ここでも、中村は単なる優雅なウインガーではないことを証明した。最終的に降格したチームではあったが、リーグ・アンでは11ゴールを記録した。驚くべきことに、日本代表として22キャップを誇るこの選手はステップアップを逃した。今シーズンのリーグ・ドゥでは、中村は13試合に出場して7ゴールを記録している」
 
 記事は「フェイエノールトにとって、まさにそこが興味深い点だ。レオ・ザウアーのポテンシャルは否定できないが、イゴール・パイシャオンのレガシーを一人で背負うのは、彼にとって今、大きな負担となっている。中村はその重荷を担うことができるだろう。創造性豊かな中村は、費用対効果、経験、そして残存価値を兼ね備えている」と続け、こう主張した。

「フェイエノールトは中村を一時的なつなぎとして獲得するのではなく、将来の計画を崩すことなく現在のチームを安定させることができる選手として獲得するだろう。ザウアーは依然としてこのポジションの有力選手であり、新たなライバルが加わっても必要な出場時間を確保し続ける。しかし、いずれ彼を追い抜くような安定したライバルがいれば、(責任を分担することで)ザウアーも安心できるだろう」

 まだ具体的な話があるわけではないだろう。S・ランスも昨夏と同様に日本人エースを手放す気はないようだ。ただ、このドリブラーが移籍市場の注目銘柄であるのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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