マジェド・アル・ソロー氏(左)とCEOのグレッグ・ノーマン(撮影:GettyImages)

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LIVゴルフのチーフエグゼクティブ、マジェド・アル・ソロー氏が『ザ・ニューヨーカー誌』に登場。「サウジとドナルド・トランプはゴルフを救ったか? ダメにしたか?」と題するロングインタビューの中で、「もし4大メジャーにLIVゴルフの選手が出場できなくなったら、我々が自分たちで“メジャー“を創設する」と息巻いた。
PGAツアーがLIV参戦の選手の出場を認めず、現在は訴訟を起こし対立しているが、4大メジャーはオーガスタ・ナショナル(マスターズ)、USGA(全米オープン)、PGA・オブ・アメリカ(全米プロ選手権)、R&A(全英オープン)がそれぞれ主催。現時点ではLIVゴルフに参戦している選手を排除していない。
しかし今年7月、R&Aのマーティン・スランバーズ最高経営責任者は「出場条件は変更されるかもしれない」とし、「最高の選手がプレーできなくなることはない。ただし、出場資格を得るカテゴリーを見直す可能性はあり、その場合は予選会から突破することになる」と話した。
現在、LIVでは世界ランキングのポイントを獲得できず、多くの選手がランキングを大幅に下げている。そのため、メジャーへの出場資格を失っている状況だ。
LIVゴルフのソロー氏は、サウジアラビア王室とコネクションを持つビジネスマン。詳細は明らかにしていないが、より高額賞金を用意してメジャー大会創設に意欲をみせた。
「今、4大メジャーはPGAツアー側に立場を取っている。なぜだか理由が分からない」とし、「もし4大メジャーが我々の選手たちを受け入れなかったら、僕はお祝いをするよ。なぜなら我々の選手たちのために“メジャー大会”を創設できるのだから。正直言って、すべてのツアーを運営している人たちはビジネスを理解していない」と語った。
また今年2月には多くのトップ選手が「PGAツアーに専念する」とコメント。一時はLIVゴルフ創設が危ぶまれた時期もあったが、「私はボス、ヤセル・ルマイヤン(サウジ・パブリック・インベストメントの総裁)に相談した。みんな離れて行っている。それでもやりたいか? と聞いた」とソロー氏。「返事は『そこそこの選手と、トップ選手を10人集めろ。賞金総額は2500万ドル(約37億円)だ』と言われた」と語った。
またタイガー・ウッズ(米国)に7億ドル(約1000億円)でLIVゴルフ参戦をオファーしたという噂については「我々はタイガーにそのような金額のオファーはしていない。まったく見当違いの金額だ」と否定した。(文・武川玲子=米国在住)

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