有吉弘行がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」 https://tfm-plus.gsj.mobi/news/index.html?ctg=%E6%9C%89%E5%90%89%E5%BC%98%E8%A1%8C%E3%81%AESUNDAY%20NIGHT%20DREAMER。12月13日(日)の放送は、アシスタントにデンジャラスの安田和博を迎えてお送りしました。


(左から)有吉弘行、安田和博



12月に入り特別番組の収録などで大忙しという有吉ですが、「(年末の)特番って、ほとんどの番組は、ちゃんと時間をかけて年末に合わせて作っているけど、けっこう急に決まった感じの番組だと、大筋はあっても所々のコーナーが“けっこう雑だな”っていうのもあるじゃない(笑)? お正月の生放送とかさ、“勢いでやっちゃおう!”“やってみるしかない!”みたいな」と切り出します。

つい先日、お笑いコンビ・鬼越トマホークと初共演する機会があったそう。鬼越トマホークといえば、スキンヘッドの坂井良多さんと、いかついスーツを着た金ちゃんという、強面(こわもて)のルックスが特徴のコンビ。2人がひょんなことから揉めてケンカを始めようとしたところを、仲裁に入った人に対し、坂井さんが「うるせ〜な!」とキレながら絶妙な塩梅の毒舌を吐き、金ちゃんが仲裁人のことをフォローすると見せかけて、さらに的を射たツッコミで笑いを起こすスタイルが知られています。

そんな彼らとの絡みをとても楽しみにしていたという有吉。いざ収録が始まると、感染対策のためソーシャルディスタンスで距離が離れているにも関わらず、いきなり鬼越トマホークが十八番のケンカ芸を始めたそうで、そのときの様子を有吉が語り始めます。

「ヒロミさんが(その番組の)仕切りでさ、『有吉〜っ! 止めろ、止めろっ!』って言うのよ。“えぇ〜っ!?”と思って(苦笑)。“なにこれ……”って感じで。でもそれはヒロミさんが悪いわけじゃないし、鬼越が悪いわけでもないのよ。完全にそのコーナーを作ったスタッフが理解してないわけよ、あの(ケンカ芸の)システムを。

ただ鬼越に俺の悪口を言わせたいだけ。だからなんか不服でさ……せっかく鬼越と共演するんだったら、ケンカを止めるくだりとかも含めて“あんなことやこんなことをやってみたい”っていろいろな思いがあるわけじゃない? こっちは“悪口を言われたくない”なんて思わないじゃん。“あ〜あ、つまんね〜の”って思ってさ。雑なのに巻き込まれちゃったよ……って」

ケンカ芸での絡みをぶち壊された不満は止まらず、有吉は「鬼越も、あんな(強面の)キャラなんだからさ、そこは勇気を出して(番組側からケンカ芸を頼まれていたとしても)『いや、このシステムじゃダメなんですよ』って言ってほしいな、って思ったのよ。『これ……雑すぎません?』って(笑)。それこそ、雑なスタッフに雑に消費されていくだけじゃん」と怒り心頭。

かつては、自身も歯に衣着せぬ“あだ名”を命名するくだりが大ウケし再ブレークしたとあって、「俺もさ、あだ名を付けていた頃に地方局の1回も会ったことのないアナウンサーに『あだ名を付けてください!』って言われて(苦笑)。その人のことを何も知らないのに、そうやって雑な消費をされていくから“あ、もうやめよ”と思って、バシッと(あだ名の命名を)やめた」と告白。

そんな自らの経験に重ね、「だから鬼越も、雑な感じだったときには『ちょっとできません』って言ってほしかったな。めちゃめちゃショックだったよ。“つまんね〜の”と思ってちょっと不機嫌な顔をしちゃった(笑)。鬼越が言っていたことじゃなくて、そのときのシステムがね。“(鬼越が)かわいそう……ひどい”と思って嫌な顔しちゃったんだけど、鬼越は“有吉さん、リアクション悪いな……”って思っているだろうね。もっとちゃんとケンカ止めたかったのに……っていう愚痴の話(苦笑)」と悔しさをにじませていました。

<番組概要>
番組名:有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER
放送日時:毎週日曜 20:00〜21:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国19局ネット
パーソナリティ:有吉弘行
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/dreamer
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