実は超高級部位を使用していたサイゼリヤのハンバーグと、「本場と同じ味」と村山氏が太鼓判を押すディアボラ風ソース

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 9年連続でミシュランガイドの一つ星を獲得している目黒のイタリン「Restaurant L’asse(ラッセ)」のメインシェフとして腕を振るうかたわら、イタリアンレストランチェーンの「サイゼリヤ」でアルバイトをしている村山太一氏。そんな異色の経歴を持つ村山氏が太鼓判を押すサイゼリヤのメニューとは? 前菜&おつまみ編に続いて、今回は主食と肉料理のオススメメニューを公開する。

◆本場イタリアの味を完璧に再現したパスタ

 サイゼリヤでアルバイトをする際、村山氏がまかないで必ず頼んでいたというのが、大好きな「パルマ風スパゲッティ」(400円)と「アラビアータ」(400円)だ。

「全体のバランス、ソースの味で現地イタリア料理を完璧に再現しているなと感心したのが、パルマ風スパゲッティとアラビアータです。一般的なイタリアンレストランなら1500円前後すると思いますが、サイゼリヤなら大盛りでも600円で食べられますし、Wサイズを頼んでも、1000円でお釣りがきますからね。

 粉チーズとオリーブオイルをたっぷりかけて食べるとうまいですが、お腹に余裕がある方はガーリックトーストを追加注文してください。残ったソースにガーリックトーストをつけて食べるとやみつきになりますよ」

◆ローマ風ピザは「本場風」ではなく「本場と同じ味」

 米料理ではサイゼリヤの代表的メニュー「ミラノ風ドリア」(300円)、サイゼリヤのメニューの中では比較的高価な「シーフードパエリア」(600円)の安定感も光る逸品とのこと。

「ローマ風のピザもおいしいですね。やはり『マルゲリータピザ』(400円)が定番メニュー。『本場風』ではなく、正真正銘の『本場と同じ味』です」

◆超高級部位まで含まれた超ハイコスパのハンバーグ

 また、肉料理の中で、村山氏が必ずといっていいほどオーダーするというのが、30年前から愛されている野菜ソースのかかった「若鶏のディアボラ風」(500円)だ。

「若鶏の皮のパリパリ具合、肉のジューシーはもちろん、ディアボラ風ソースが絶妙。これぞ本場の味です。各種ハンバーグメニュー(400円〜)やリブステーキ(1000円)もオーストラリアの牛肉を使っていて、とてもおいしい。特に牛肉100%のハンバーグには、シャトーブリアンやヒレといった貴重な部位も入っているので、めちゃくちゃお得です。

 リブステーキも250グラムあって食べごたえバツグン。サイゼリヤのメニューで1000円は高いと思うかもしれませんが、あのクラスのステーキをうちのお店のようなイタリアンで出すなら7500円前後で出さないと割にあいません」

 サイゼリヤに精通した星付きシェフならではの着眼点を知れば、新たな魅力を知ることになる。ぜひ店舗まで赴き、味わってみてほしい。

◆村山氏のイチオシメニュー

●パルマ風スパゲッティ(400円。大盛りは600円)
●アラビアータ(400円。大盛りは600円)
●ミラノ風ドリア(300円)
●シーフードパエリア(600円)
●マルゲリータピザ(400円)
●若鶏のディアボラ風(500円)
●ハンバーグステーキ(400円)
●リブステーキ(1000円)

【村山太一】
「レストラン ラッセ」オーナーシェフ。1975年、新潟県十日町市生まれ。三ツ星レストランの「ダル・ペスカトーレ」で副料理長を務めたのち、無印良品有楽町店にある「Cafe&Meal MUJI」勤務。2011年5月、「レストラン・ラッセ」をオープン、9年連続で一ツ星を獲得。 しかしレストラン経営に限界を感じ、2017年よりサイゼリヤ五反田西口店にてアルバイトを開始する