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相撲取りの生活習慣を禁止していきましょう!

ますます不安広がる新型コロナウイルス。東京五輪・パラリンピックもやるんだかやらないんだかという雰囲気になってきました。本日もまた東京で働く僕としては、「1000万人が今日も暮らしている街で五輪ができないはずがない」「リオだってジカ熱に怯えてたし」「北京なんてありとあらゆる公害が」と思うわけですが、こればかりはIOCが決めること。その決断を鈍らせないよう、ここ1〜2週間をしのぎ、その後は「できるんだ」というところを自らの暮らしぶりで示したいと思います。絶対に風邪すらも引かない。休むなら仕事のほう。その心意気で。

26日には政府からの重ねてのお願いを受け、各地の大規模イベントが一斉に中止・延期・規模縮小へと舵を切りました。当日の物販中に中止を決めるコンサートなどもあり、まさに「決断」の日といったところ。その手間、損害、それを飲み込んでの決断に敬意を表したいと思います。また、世情を勘案してもなお生きるためにやることを決断したイベントに対しても理解をしたいと思います。病気も経済もどちらも大事で、どちらも生き死にの問題なのですから。

しかし、そんななか「やべー」感を漂わせているイベントが。それは3月8日に初日を迎える大相撲春場所。野球、サッカー、バスケ、ラグビーその他もろもろが3月中旬をターゲットに中止・延期・規模縮小を発表するなか、大相撲はまだ「見」の姿勢を貫いています。事前の土俵祭などは中止・規模縮小を決めたものの、肝心の本場所については3月1日の理事会まで決断を引き延ばすというのです。さすが相撲取り、大山鳴動子豚一匹といった動きのなさです。これはまさか、ギリまで粘るつもりか。特効薬を待つ徳俵システムか。相撲取りだけにナイとは言えない。にわかにピリピリしてまいりました。

↓「まさかとは思うけど…」と思いつつも、「まさか」がありそうなのでスポーツ庁が先制の釘!

釘:「やんないよな?」
釘:「嘘だろ?」
釘:「ハダカやぞ?」
釘:「濃厚接触やぞ?」
釘:「長時間飲食やぞ?」
釘:「流血アリやぞ?」

まさかとお思いでしょうが、相撲取りにそんな常識は通用しません!

↓インフルエンザくらいなら気合いでやっちゃう集団ですよ!?

インフル×巡業=やる!

新型コロナ×本場所=????

インフルより新型コロナのほうが怖いけど、巡業より本場所は大切だから、判断に迷ってそう!




察するに、相撲取りの根底には「いつもと同じこと以外は全部面倒臭い」という気持ちがあるはずです。春場所の日程をちょっとだけずらすとか、あとでやり直すとか、そういう手間はもっとも嫌がるはず。これまでのあらゆる局面での対応を見ても、「通常どおり」か「全部止める」の二択で大相撲はやってきました。力士が自動車事故を起こしました⇒運転禁止!とか、力士がSNSで炎上しました⇒SNS禁止!とか、力士が八百長しました⇒八百長禁止!とか、力士が大麻吸いました⇒大麻禁止!とか、力士がビール瓶で殴りました⇒ビール瓶禁止!とか、貴乃花がまたオカシイ⇒貴乃花禁止!とか。面倒事を起こす要因は根こそぎ排除することで事態の収拾を図る……それが大相撲の基本姿勢です。

そして、何らかの理由で「我々は絶対に場所をやらねばならない」という信仰のようなものを持っています。そりゃまぁ誰だってやりたいんでしょうが、「とは言え」みたいな妥協が相撲にはいっさいありません。むしろ、「我々が本場所を開かねば誰が大地の神をなだめ、大地の魔を封じるのだ」くらい思っているフシがあります。過去の歴史を紐解いても、本場所の中止は「八百長してました、サーセン」の2011年春場所、それ以前となると「戦争で国技館がやられてしまった…」の1946年6月場所までさかのぼります。相当のことでなければ本場所の中止はあり得ない。

すなわち、結論としては「やる」でしょう。

事業部長をつとめる尾車親方からも「延期はない」という言葉がすでに出ています。延期はなくて、中止もないとすれば、あとは無観客くらいしか選択肢はありません。最悪、一部の日程は無観客となったとしても、放映権料が入るのであればヨシとする。バスケBリーグは14日から再開という話も出ているので、六日目までを無観客開催として七日目の14日からは普通にやろう…といったあたりが落としどころの本線でしょう。そうすれば、よしんば本場所中に「観客に」何かがあったとしても潜伏期間(5日〜14日間程度)+様子見期間(37.5度で4日間程度)で場所は駆け抜けられます。「うわー、いたのかー」と本場所が終わってからビックリするという作戦で。

問題は尾車親方も言っているとおり、力士・親方ら協会員に何かがあった場合。ひとりでもいれば順繰りに濃厚接触で感染が拡大し、15日間ある場所を千秋楽まで駆け抜けることが難しくなります。そして大相撲には感染を拡大させそうな習慣がいくつもあります。そういった要因を根こそぎ排除して、何とかこの場所をやり切る。そのためにも、いつも以上に厳しく相撲取りを律して場所に臨もうではありませんか。大相撲一流の「禁止!」精神で!

●部屋禁止!
日常的に部屋で同居している習慣、まずこれがマズイ。ありとあらゆるところで感染拡大の懸念があります。春場所終了まで、力士は自宅から通うこととしましょう。ん?自宅がない?その場合はホテルに滞在してください!

●稽古・出稽古禁止!
稽古なんて濃厚接触の極みみたいなものでしょう。手が届く距離は避けろって言われてるのに、むしろそこからさらに寄っていくこの感じ。せっかく離れ離れだった部屋にも出稽古・連合稽古と称してわざわざ運びにいく習慣など、これは根こそぎ禁止しないといけません。自宅もしくはホテルでめいめい四股でも踏みましょう。あ、四股はうるさいので四股も禁止で!

●ちゃんこ禁止!
中国では大皿料理が感染拡大の原因になったと聞きます。日本でも「屋形船で宴会」「クルーズ船でビュッフェ形式」はかなり広まっている感触です。そんななか、大皿料理と鍋料理で暮らしているのはドストライクでいけません。食事は別々に食べましょう。

●エアコン18度設定禁止!

「好きなエアコンの温度は設定の一番下です」みたいな低温を好む相撲取りという生物。しかし、その低温環境は同時にウイルスにとっても活動しやすい環境です。低温にして、乾燥させて、ハダカもしくは浴衣で寝てる。免疫以外の防御を一切拒否するかのようなその姿勢は、ウイルスの入国拒否をまったくできていません。暖房をかけてあったかくして寝てください。

●見学禁止!
各スポーツでファンサを禁止して、握手やらサインやらを取り止めているなかで、朝稽古を見学してもらって一緒にちゃんこを食べるという相撲の濃厚ファンサはいかがなものか。「金取ってやってるんで…」「ていうか食堂みたいなもんだし…」「人数も少ないし…」と言うのでしょうが、そこが緩んでたら全部ガバガバでは?

●支度部屋禁止!
何なんでしょうね、あのフリースペース。記者は出入りするわ、ちょっとした稽古はするわ、風呂入ったり出たり、着替えたりヘアセットしたり。手洗いとマスク着用を心掛けているなんて話はありますが、いる時間が長すぎて閉鎖空間での濃厚接触不可避でしょう。こういう状況なので、支度してから来てください。終わったらすぐ帰ってください。

●力水禁止!
その水、いります?僕も長いこと相撲見てますが、惰性でやってるだけですよね。「クチに入れてペッと吐く行為」を。飛沫はダメだって言ってるでしょ。ひしゃくも水も使い回しで後半になればなるほど全飛沫が濃縮されてますし。飲まないなら意味ないですし、飲むのはもっとアカンのでやめましょう。

●力紙禁止!
力水をペッとやったあと紙で拭ってポイー。完全に飛沫ですよね。そこに唾液とともにウイルスがいってますよね。で、それをポイーと捨てると。マスクですら取り外しに気を遣う昨今、ポイーはアカンでしょう。土俵脇のゴミ箱に入らなかったヤツを拾う呼出しの気持ちも考えてください!

●塩禁止!
塩には殺菌効果が……とか言い出しそうですが、塩に手突っ込むじゃないですか。投げるじゃないですか。腹パンパンするじゃないですか。指舐めるじゃないですか。で、また塩に手突っ込むじゃないですか。アホかと。繰り返し指をクチと塩で往復させて毒手でも作ってるのかと。しかも、それをみんなでまわしあって。清まってないですよ、それ全然。塩をまきたきゃスプーンでまきましょう。力水をやめて使い道のなくなった柄杓がその辺にあるはずです。

●仕切り禁止!
その土、消毒してます?ジョウロで水をまいてるのは見ますけど、衛生面ではホウキで掃いてるだけですよね(※衛生面のためでもないが)。そこに汗とツバと血をたらして、さっき舐めた指で何回も手をつくと。さらに負けたら転がると。つり革どころの騒ぎじゃないですよ。ジョウロにアルコール消毒液入れて定期的に撒いてください。

●まわし禁止!
まわし……基本的に洗わないですよね。それを思いっきり握ってたら、どんだけ手を洗っても無意味では?そもそも毎日股間にグルグルしてるものを、毎日誰かに触らせてるって不衛生でしょう。しかも、そのあとで指舐めて……ウゲーッ!毎日洗濯するか毎日消毒するか毎日新調するか無観客でモザイクかけるか、どれかでどうぞ。

●花道禁止!
春場所と言えば花道で待つお客さん。まぁ、大阪に限らず相撲取りの通路にはお客さんが待っているのが常ですが、春場所は廊下でお客さんがずっと待っているじゃないですか。ポーズだけでも「気をつけてます」というところを見せないといけません。花道を通るときはせめてマスクをしましょう。

●デブ禁止!
聞けば、持病があると悪化しやすい傾向があると言うじゃないですか。そもそも論、寝てるときに息が詰まってたり、結構な打率で糖尿病だったり、力士・親方の健康面には問題があり過ぎます。この機会に生活習慣を根こそぎ改めて、190センチ100キロくらいに絞っていきましょう。今まで悠長に構えていましたが、不健康はアスリートの敵です!

↓「オリンピックはなくなったけどオリンピック場所だけやるわ…」みたいなことにならないように、生活習慣を改善して何事もなく春場所をやり過ごそう!


ひとり出れば一気に不安になります!みんなでこの危機を乗り越えましょう!