役職によって格差あり! 30代の平均年収を調べてみた
自分が今もらっている年収が高いのか低いのか、気になるところですよね。30代ともなれば、勤め先や役職によっても年収に大きな差が出てくるタイミングですので、一度、自分の年収と世の中の平均とを比べてみませんか。客観的なデータに基づき、自分の労働条件を比較分析してみる良い機会かもしれませんよ。
■公的統計データから見る30代の平均年収
給与取得者の平均年収をデータで見るなら、代表的なリソースである国税庁の「民間給与実態統計調査」を確認してみましょう。直近の平成26年の年齢階層別のデータでは、30代前半の平均年収は392万円で、30代後半となると、平均年収は425万円となり、約33万円の増となっています。
男性に限定した場合、30代前半の平均年収は446万円であるのに対して、30代後半の平均年収は502万円となっています。同様に、30代前半の女性の平均年収は301万円で、30代後半の女性の平均年収は293万円とほぼ横ばいの数値をマークしています。30代後半の女性の平均年収が、男性の場合ほど伸びていないのは、いったん退職して子育てなどをしながら、非正規社員として働くケースが多い点が影響しているといえるでしょう。
一方、全世代の平均年収は415万円で、そのうち男性全体の平均収入は514万円、女性全体の平均収入は272万円となっていることから、30代の平均年収は全体平均に近いことが分かりますね。
■年収アップの秘訣は、役職につけるかどうか
四年制大学を卒業後に就職した場合、30代では社会人経験として10年以上を迎えるタイミングであることから、職場での中核的な存在となっていく方も多い傾向が見られます。仕事上の重要な交渉や企画などを任され、責任ある立場で活躍している方も多く、もっとも仕事が楽しいと感じる時期だと言えるかもしれません。実際、30代後半を迎えるころには、順調に昇格試験などをクリアできれば、係長や主査クラスの役職に就くことができ、大幅な年収アップを経験している人もいらっしゃいます。
所属するビジネス業界によっては1000万円超の年収を30代で得られるところもあり、その代表例としては、広告業界やコンサルティング、マスコミ関係が挙げられます。
■30代は将来の年収とライフプランについて考えるとき
男女を問わず、30代は結婚や出産も視野に入れて、現実的なライフプランを練り直す時期でもあります。現在の年収レベルや将来の伸び率を予測しながら、自分が思い描くライフスタイルを実現できるかどうか、資金計画なども立ててみましょう。マイホーム購入資金や子どもの教育費なども考え、必要な年収を確保するために、今までの経験と実績を正当に評価してくれる好条件の企業が見つかれば、実際に転職に踏み切る人もいます。
安易に現状維持で満足だと決めつけず、自分の市場価値を客観的に知るためにも、転職エージェントの話を聞いてみるのもよいかもしれませんね。ちょっと他の仕事にも興味があるという方は、無料で登録できる転職サイトを活用すれば、働きながらでもスムーズに希望条件を満たす勤務先を見つけられるはずですよ。
自分が置かれている職場環境や人間関係なども考慮しながら、今の給与ベースとやりがいを見つめ直してみましょう。30代をいかに過ごすかによって、将来の年収に大きな差が出てくるといっても過言ではありません。納得できる年収を得るためにも、後悔のない行動と的確な判断力が求められています。
