箱根駅伝のトロフィーを作る職人、今年のテーマは五郎丸
12月29日放送、「元気のアプリ」では、木工職人。箱根寄木細工職人の金指勝悦さんを紹介。金指さんは箱根駅伝のトロフィーを作り続けており、富士山が世界遺産になったときは富士山をモチーフにしてみたりとか、東京スカイツリーができた時はヒントにしたりなどしたという。そして今年のテーマは五郎丸です、と語った。そんな金指さんが大切にしている言葉は「覧古考新」という四文字熟語。古いものを参考にして新しく考えるという意味だ。
箱根駅伝は、例年1月2日と3日の2日間に渡って行われる大学駅伝の競技。東京箱根間往復大学駅伝徒競走が正式名称であり、通称が箱根駅伝だ。駅伝の中で最長の距離を走り、テレビ放送されているため非常に高い人気を誇る。
お正月に開催されるため視聴者も多く、ファンがとても多い。箱根駅伝が開催されてまもないころは、コースを走る選手を10人集めることにとても苦労したという。マラソンが普及していない時代には、人が足りず、飛脚の人を頼んでコースを走ってもらうことなどもあったようだ。今では考えられない。飛脚は手紙などを届ける手段として、走って届けることをビジネスにしていた人たち。なので当然、足には自信がある。足を使って稼ぐプロを使い、箱根駅伝を走ってもらっていたという逸話が残っている。
第63回の箱根駅伝から、全国ネットでテレビ中継がスタートした。これによって箱根駅伝は日本中にファンを広げ、毎年25%近い視聴率を獲得している。そして沿道でエールを送る箱根駅伝のファンはなんと100万人を超える。テレビで見ているとわかるが、ファンが並んで応援している。どのような場所であっても、応援する人がたくさんおり、ファンが並んでいる。ランナーは、走る区間にずらっとファンが並んで応援してくれるので、励みになるだろう。沿道で応援できない人も、テレビ中継で応援できる。
駅伝は大学の誇りをかけて、チーム一丸として戦う。1本のタスキを10区間、10人のランナーでつないでいくことがとてもドラマチックだ。エントリーされずに出場を果たせなかった人も、裏方としてチームを支える。その一体感が感動を呼び、ファンを夢中にさせているのではないだろうか。陸上競技部を支えるOBたちの思いも熱い。母校の誇りをかけてランナーたちはタスキを紡ぐ。また予選で落ちた大学も、大会の運営サイドで活躍する。走る選手はスターだが、裏方の日の当たらないところでも多くの人が活躍している。
