「無報酬でもいいから現場に入れてほしい」。そんな不審な電話が、遺品整理業者のもとに相次いでいるという。背景にあるのは、現金や貴金属、家電など“換金できる遺品”が眠る現場ならではの事情だ。実際、外国人スタッフによる持ち去りや、安く働かせたい業者側との利害一致も起きている。だが問題は、単なる窃盗では片づけられない。慢性的な人手不足と低価格競争のなかで、外国人労働者を受け入れざるを得ない業界構造があるか