文化人類学の本質は、「個々人の振る舞いに着目し、ミクロな現象を通じて社会というマクロな次元について検討する」点にあると思っています。その視点から資本主義を捉えてみると、「将来のより多い富のために、現在の消費を抑制し投資しようとする心的傾向」と定義できるのではないかと考えました。自著『アイデア資本主義 文化人類学者が読み解く資本主義のフロンティア』は、そこから思考を拡げることで生まれました。「投資は