バーチャルリアリティ(VR)体験によって、がん患者らの痛みを緩和する研究を行っている順天堂大学(東京都文京区)と、VRコンテンツ開発会社のパルス(東京都渋谷区)は11日、研究成果に基づく医療用VRシステムの特許を共同で出願したと発表した。VR体験に没入することで、患者の不安や恐怖、痛みなどを取り除く効果が期待でき、鎮痛剤を使わずに痛みの治療ができる可能性があるという。パルスは研究を進めるため、順大以外にも