「学校生活で苦手なこと」ランキング−イマドキの学生はちょっと控えめ
学生の“苦手なこと”1位はリーダーシップ
どんな優等生タイプの人にも、欠点の一つや二つは必ずあるもの。克服しなければ……と思いながらも、ついつい苦手なことを避け続けているという人も多いはず。最近の学生は、特にどんなことに苦手意識を感じているのでしょうか。学生435名に聞いてみました。
Q. 学校生活などで苦手なことは何ですか?(複数回答)
1位 リーダーシップ 34%
2位 プレゼン 29%
3位 企画発想 28%
4位 ごますり 25%
5位 交渉力 15%
■「リーダーシップ」が苦手と感じるのは、こんなとき
・「旅行の計画とかで人の意見を聞き過ぎてまとめられないことが多々あります」(21歳/女性/理系)
・「サークル活動などで。あまり、みんなの先頭に立つことができません」(22歳/男性/文系)
・「卒論を共同研究でやっているけど、共同研究なのにいつも自分ばかりやっていて不満に思い、やる気をなくした。リーダーにはなれないと思った」(22歳/女性/理系)
■「プレゼンが苦手」と感じるのは、こんなとき
・「説明しても、相手を納得させることができないことがよくあるから」(23歳/男性/理系)
・「卒論の発表会のとき。あがってしまい、オタオタしてしまう」(22歳/女性/理系)
・「ゼミの発表の際に、PowerPointで資料を作るのが苦手で、とても時間がかかってしまいます」(21歳/女性/文系)
■「企画発想が苦手」と感じるのは、こんなとき
・「委員会などで意見を出し合う場で、これといった意見が出せない」(25歳/男性/理系)
・「旅行でもプレゼントでも、ゼロから企画するのは本当に苦手で他人にまかせっきり。出てきたアイデアに意見を言うのは何とかなるんだけど……」(22歳/女性/理系)
・「他人の研究に対して、どう思うか、自分だったらどうするか、と教授に聞かれても、何も思い浮かばない」(24歳/女性/理系)
■「ごますりが苦手」と感じるのは、こんなとき
・「先生や先輩と話をしている時でも、思ったことをすべて言ってしまう」(22歳/女性/文系)
・「自分があまり好きではないと感じる人に対して、普通の顔をして接することができない。どうしても態度や顔に出てしまう」(23歳/女性/文系)
・「教授にごますりをしたり、テストの回答にいいわけを書いたりして単位をもらっている友人がいたのを見たときに、自分にはできないなと思いました」(22歳/女性/文系)
■交渉力が苦手と感じるのは、こんなとき
・「ボキャブラリーが少ないので、交渉をうまくもっていけなかった」(21歳/女性/理系)
・「相手に何か大切なことをお願いするとき、相手が傷つかず、仲も悪くならないよう遠慮して接してしまうことが多いので、うまく事が運ばない」(21歳/女性/文系)
・「サークルの営業活動や、先輩に何かを頼み込むのが苦手」(21歳/女性/文系)
総評
苦手と感じる人がいちばん多かったのは、「リーダーシップ」。サークルやゼミ、グループワークなどで、意外とリーダー役を務める機会が多い学生ですが、そこでリーダーシップに目覚める人は少数派のよう。また、2位には「プレゼン力」がランクイン。授業やゼミでの研究発表に悩まされている学生が多いことが分かります。こうして上位に注目してみると、リーダー役よりは2番手や3番手、もしくはサポート役を好み、発表するより聞き役が得意という、ちょっと控えめなイマドキの学生像が浮かんできます。
学生時代は、何とか苦手なことを避けて通ることもできるかもしれませんが、社会人になると努力しなくてはならないことも。多少苦手なことでも、学生のうちに積極的に経験して、自信をつけておくのがオススメです。(文・本居佳菜子)
調査時期:2010年10月21日〜11月4日
調査対象:マイコミフレッシャーズ会員
調査数:学生435名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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