FBS福岡放送

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こちらの映像は、現地時間の24日、ハワイの真珠湾で開かれた平和式典です。福岡県八女市の「原爆の残り火」が初めて持ち込まれました。ハワイに火を運んだ関係者が福岡に戻り、「わだかまりが解けた」と式典を振り返りました。

福岡県那珂川市の佐々木雅弘さん(84)と、長男の住幸さん(59)。

ハワイ・真珠湾で開かれた平和式典に参列し、27日に福岡空港へ帰ってきました。

■佐々木雅弘さん
「今の気持ちは、充実して疲れている感じですね。」

雅弘さんの妹は、広島の原爆の子の像のモデル、佐々木禎子さんです。

禎子さんの遺志を受け継いだ雅弘さんは、これまで、平和への思いを世界に発信し続けてきました。

その活動の中で企画したのが、太平洋戦争「開戦の地」であるハワイ・真珠湾での平和式典です。

この地に、福岡県八女市星野村の「広島原爆の残り火」を運ぶ計画を5年以上かけて実現させました。

そして、現地時間の24日。

■雅弘さん
「私たちは深い反省とともに、犠牲となられた全ての方々に対し、国境を越えて哀悼の心を捧げたいと思います。」

100人以上が参加した式典には、東条英機元首相のひ孫や、原爆の投下を命じたアメリカのトルーマン元大統領の孫も招待されました。

この場所で、日本とアメリカの間に残る心のわだかまりを見つめ直したいと語った雅弘さん。

式典の最後には、日米の関係者がともに平和への祈りを込めて原爆の火を吹き消しました。

「ともに納得した上でのセレモニーだった」帰国した雅弘さんは、そう振り返りました。

■雅弘さん
「本当の意味での“心の終戦”が何を意味するのかということを全部理解して、火の意味を理解した上で、お互いが消し合ったということで、わだかまりが本当に私は解けたと思っています。」

雅弘さんは、日米の関係者の心が一つになったことが、今回の式典の最大の結果だと話しました。

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年5月27日午後5時すぎ放送