北中米ワールドカップに挑む日本代表メンバーの序列。(C)SOCCER DIGEST

写真拡大

 北中米ワールドカップに臨む日本代表のメンバー26人が、5月15日に発表された。

 怪我やコンディションが懸念されていた遠藤航や冨安健洋、板倉滉らが選出された一方、主力アタッカーの三笘薫が直前の負傷で落選するなど、3月シリーズから小さくない変動があった。本稿では、現状での序列、想定される起用を整理してみたい。

 まずGKは、鈴木彩艶(パルマ)が正守護神で、アクシデントがなければ、全試合でゴールマウスを守るだろう。有事の時にピッチに立つ二番手を、大迫敬介(サンフレッチェ広島)と早川友基(鹿島アントラーズ)が争っている。

 3バックは、現状では3月のイングランド戦で先発した渡辺剛(フェイエノールト)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、伊藤洋輝(バイエルン)が先発候補。板倉滉と冨安健洋(ともにアヤックス)はコンディションが万全に戻れば、もちろんスタメンを狙える実力者で、さらに鈴木淳之介(コペンハーゲン)と瀬古歩夢(ル・アーブル)も控えており、層は厚い。

 守田英正(スポルティング)や藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)が選外となったダブルボランチは鎌田大地(クリスタル・パレス)と佐野海舟(マインツ)がファーストチョイスで間違いない。それに続くのが田中碧(リーズ)で、現時点でまだ怪我から実戦復帰できていない遠藤航(リバプール)は回復次第だが、クラブと同様にクローザー的な起用になるかもしれない。
 
 右ウイングバックはシャドーと兼用の堂安律(フランクフルト)のスタメンが濃厚で、菅原由勢(ブレーメン)がバックアッパー。これまでこのポジションが主戦場だった伊東純也(ゲンク)は三笘の選外の影響で、3月シリーズで起用が当たったシャドーでの出番が多くなりそうだ。

 三笘が主戦場にしていた左ウイングバックは中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)が先発候補で、クラブで好調の田大然(セルティック)が控える。5回目の出場となる39歳の長友佑都(FC東京)は守備固めでの起用か。

 大怪我の南野拓実が間に合わず、3月シリーズでは三笘がプレーしたシャドーは、久保建英(レアル・ソシエダ)と伊東が中心で、鎖骨を骨折した鈴木唯人(フライブルク)が回復すればローテーションもあり得る。途中出場で流れを変えられる21歳のFW塩貝健人(ヴォルフスブルク)はスーパーサブ的な役割を担うだろう。他にも、堂安、中村、前田、そして鎌田もこのポジションで使われるかもしれない。

 最後にストライカーは、エース格の上田綺世(フェイエノールト)が最上位で、得点力の高い小川航基(NEC)と長身の万能型FW後藤啓介(シント=トロイデン)が二番手を争っている。ともにスピードのある塩貝や前田もトップでプレーする可能性がある。

文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

【記事】「3年連続はさすがに凄すぎ」「異次元」なんと史上最多!三笘薫の“偉業達成”にファン驚嘆!「完全にワールドクラス」