「黄砂は飛んでないのに…」なぜ? 車に付着する“謎の黄色い粉”の正体を突き止めた!
ここ最近、車の汚れが目立ちます。
RKK熊本放送に、玉名市の住民から「先週から車の表面に小さな砂の粒みたいなものがビッシリとついています」とラジオメッセージが寄せられました。
"小さな砂の粒みたいなもの"は、熊本市や福岡県でも見られるようです。この正体は何なのか、調査しました。
黄砂…ではないの?
最初に思い浮かぶのが「黄砂」ですが、熊本地方気象台に聞いてみると「黄砂の飛来は確認されていない」ということです。
記者「車に付着しているものを採取してみたいと思います。触った感触は、あまりザラザラした感じではありません。綿棒でとってみると、粉っぽいものが付着しているのが分かります」
少し黄色くも見える粉…、もしかして花粉?そこで、採取したものを植物の専門家に見てもらいました。
専門家の考えは?
今の時期に考えられる花粉は、マツ科の樹木やアレルギー症状を引き起こすイネ科の植物です。
森林総合研究所九州支所 勝木俊雄支所長「熊本の周辺はマツがすごく少ないので、それを考えても。イネ科の植物は、あちこちに拡散するわけでもない」
かなり悩んでいた勝木さん、この場では答えが出ませんでした。
この後、詳しく調べてもらうと…
この後、高解像度の顕微鏡で詳しく調べてもらったところ「マツ科の花粉」が多く確認されました。黄色い粉の正体は、マツ科の花粉だったようです。
熊本市周辺ではマツの木はかなり減っているそうですが、勝木さんもどこから飛んできたのかまでは分からないと話していました。
ちなみにマツの花粉は、通常は花粉症の原因物質とはなりにくいということです。
