政田夢乃の『24ベンタス』が実は特注品だった(撮影:米山聡明)

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今年も国内女子ツアーは激しい戦いが繰り広げられている。そんな彼女たちが、どのようなギアを使っているのか。クラブフィッターの吉川仁氏にポイントを解説してもらった。

【政田夢乃の14本】実は“特注”だったFWの『24ベンタス』 UTとアイアンの打痕が見事に一点集中!

◇ ◇ ◇今季QTランク4位の資格でツアーに参戦している政田夢乃。ここまで7戦を終えて2度のトップ10入りと好調をキープ中だ。そんな政田は小柄ながらもキャロウェイの『クアンタム ◆◆◆』ドライバーにフジクラ『24ベンタスブルー』を入れて使っている。一見するとハードそうだが、なぜ使いこなせるのか?「ロースピン系のハードなヘッドながらも、5Rというシャフトの選択で程よく高さを出していますね。ソールセンター付近にわずかに鉛を貼っていますね。この量だと重心は動きませんが、ヘッドの中心を感じるイメージが出やすいという側面があります。フィーリングよく振れる要素だと思います」3・5・7Wと3本入れるフェアウェイウッドだが、シャフトは3Wのみ『24ベンタスレッド』で、5Wと7Wはドライバーと同じ『24ベンタスブルー』を選んでいる。「3Wは高さを出さないと距離が出ない番手。『24ベンタスレッド』はわずかに先端が動くシャフトなので、地面からでも比較的やさしく球を拾ってくれます。そして、よくよく考えれば『24ベンタスレッド』『24ベンタスブルー』の“6R”はツアー仕様の特注品ですね。ドライバーが5Rなので、通常ラインナップの6Sだとややハードになってしまう一方で、5Sや5Rだと重量がやや物足りない。プロだからこそできる組み合わせですが、納得できる選択です」また、7Wはキャロウェイの新作『クアンタム MINI SPINNER』を入れている。「UTが苦手」ということで投入したと本人が話していたが、専門家はどう見るか?「飛ぶ方じゃないからこそ、低スピンで飛ばすよりも、スピンで止められた方がいいのでしょう。政田さんのセッティングを見ると、5Wまでは飛距離優先で“運ぶ”ことを重視し、7Wから下の番手はピンを“狙う”ことを重視したモデル選びをしていると思います。身長が高い方ではないので、UTで打ち込むよりFWでサラッと打っていく方が結果もいいのでしょう」現在のリランキングは4位。初シード、初優勝に向けて今後のプレーに期待したい。【政田夢乃のクラブセッティング】1W:キャロウェイ クアンタム◆◆◆(10.5度/24ベンタスブルー 5R)3W:キャロウェイ エリート(15度/24ベンタスレッド 6R)5W:キャロウェイ クアンタムMAX(18度/24ベンタスブルー6R)7W:キャロウェイ クアンタム MINI SPINNER(21度/24ベンタスブルー 6R)5U:キャロウェイ マーベリック MAX(24度/スピーダーNX HB 75SR)6I〜PW:キャロウェイ X FORGED 2024(N.S.PRO 850GH S)48.54.58度:キャロウェイ X FORGED(N.S.PRO 950GH S)PT:オデッセイ Ai-DUAL JAILBIRD MINIBALL:キャロウェイ CHROME TOUR X■解説::吉川 仁よしかわ・じん/「4plus Fitting Labo & Golf Salon」主宰。スイングとギアの両面に精通し、「ギアーズ」や「トラックマン」を駆使して、悩めるゴルファーのギア選びをサポートする。◇ ◇ ◇最新ドライバーがたくさん出すぎてどれを選べばいいか悩む! そんな人は関連記事『 最新ドライバーは【ストレート】【セミアーク】【アーク】の3つの開閉度合で選べ!』で悩みを解決
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