《京都行方不明・父親が安達結希くん殺害も供述》「誰かを庇っているのではないか、と…」優季容疑者に同級生から驚きの声のワケ「サッカー部補欠でもサボらず真面目」
京都府南丹市で行方不明となっていた安達結希くん(11)の遺体が山林で発見され、義父の安達優季容疑者(37)が死体遺棄の疑いで逮捕された。警察は、遺体が「複数回移動された可能性が高い」とみており、発見現場とは別の場所にいったん遺棄された後、さらに移動させられた痕跡が確認されているという。
【写真】“狂気”が浮かぶ前の安達優季容疑者の高校時代、「遺体を複数箇所に移動」捜索現場をすべて見る
大手紙社会部記者が語る。
「容疑者には、3月23日から4月13日までの間に、結希くんの遺体を山林などに遺棄した疑いがかけられています。結希くんが行方不明となった3月23日、容疑者は結希くんを学校まで送った後、南丹市内の別の場所に連れて行き殺害し、その場に遺棄したという趣旨の供述をしている。その後、市内の複数箇所に遺体を移動させ、隠していたとみられます。
死因は現時点で特定されておらず、京都府警は事件の全容解明に向け、4月16日午前に南丹警察署へ37人態勢の捜査本部を設置しました。現在も証拠の精査が進められています」
再婚した妻の連れ子を自ら手にかけ、遺体を隠匿してまで逃げおおせようとしたというのか──。
優季容疑者はどのような人物だったのか。中学時代を知る人物は「生徒会長はしていましたが、1学年1クラス十数人の小さな学校でした。まとめ役だったけど、自分から主導して動くタイプではない」と語っており、容疑者に悪印象は持っていないようだった。
高校時代の同級生も、当時の様子をこう振り返った。
「(容疑者は)サッカー部やったんですけど、遅刻もせず真面目で。スポーツ万能でもないし補欠でしたけど、ただ毎日遅刻もせず練習に参加していて。負けず嫌いやったらしいですけど、特に目立つタイプではなく、ごく普通。普段もワイシャツをちゃんと着て、腰パンとかもしないタイプでしたし。
(──突然キレたりとかは?)ないっすね。授業中も騒がないし。登校後に遊ぶようなグループにもあまり参加していなかった。派手なこともせず、バイトもしていたかは不明っすね」
かといって内向的だったというわけではないようだ。
「社交的ではないけど、冗談は言える感じ。休み時間は3〜4人くらいのグループで、普通に友達と喋っていました。目立たないけど、普通の学生ですよ。例えば『鉛筆貸して』とか言ったら普通に貸してくれる。真面目やし、積極的なタイプではなかった。だから、今回のことでもむしろ疑うことはなかったんです」
一方で、遺体の移動や偽装工作など、捜査を撹乱するような行動からは、容疑者自身の"主体的な判断"が働いた可能性もうかがえる。
捜索では3月29日、学校から西へ約3キロの山中で親族が通学かばんを発見。地元消防団によると、周辺は前日までに3度捜索されていたが、その際には見つかっていなかったという。さらに4月12日には、同校と自宅の中間地点にある山中で、府警が子ども用とみられる靴を発見。翌13日には、同市園部町の山林で警察官が遺体を発見し、結希くん本人と確認された。
一連の報道に、同級生は驚きを隠せない。
「ニュースでは逮捕されたと報じられていますけど、自分から主導して動くタイプには思えない。むしろ誰かに言われて動くタイプで、全部抱え込む感じでした。誰かを庇っているのではないか、とさえ感じてしまいます」(同前)
捜査関係者によると、安達容疑者は取り調べで「共犯者がいる」との供述はしていないという。
周囲が語る人物像と、事件で浮かび上がる不可解な行動。容疑者はいったいなぜ犯行に及んだのか。真相の解明が待たれる。
