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電動スポーツカー、どう進化した?

ケータハム・カーズは、1月9日に開幕する『東京オートサロン2026』において、量産化に向けて開発中のEVプロトタイプ『プロジェクトV』の最新バージョンを初公開する。

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同社は昨年10月にヤマハとの協業を発表した。今後、リアに搭載するヤマハ製モーターの評価に加え、バッテリーの安全性と性能、シャシーの耐久性などを検証していく。


ケータハムが開発中のEV『プロジェクトV』

ケータハムの高橋一穂CEOは、「この次のステップで、包括的な車両テストプログラムを完了することができます」と述べた。

高橋氏は2021年にケータハムを買収したVTホールディングスの創業者であり、先月ケータハムのCEOに就任した。

プロジェクトVは、2023年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開された。当初は2026年の市場投入が予定されていたが、テストが始まったばかりであることを考えると、実現は難しいかもしれない。

2年前の公開から、「基本性能の熟成が大きく進んだ」とされているが、具体的にどのように進化したかは現時点では不明だ。当時は最高出力272ps、航続距離400km、価格8万ポンド(約1600万円)未満とされていた。

しかし、EV技術が飛躍的に向上する一方で、電動スポーツカー市場は大幅に厳しくなっている。例えばロータスは、次期電動スポーツカーのタイプ135の発売時期をまだ確定しておらず、プラグインハイブリッド車の投入に注力している。

一方ポルシェは、EV版の718ボクスターおよびケイマンの後継車開発で苦戦している。EV販売の伸びは予想を下回ったことを受け、ポルシェは最近戦略の見直しを迫られた。718の次世代モデルをEV専用とする計画を覆し、「最上位」バージョンには内燃機関を残すことを決定した。

ケータハムが競合他社に追随し、プロジェクトVに内燃機関パワートレインを搭載するかどうかは、まだ明らかではない。

東京オートサロンの会場では、ヤマハのeアクスルと、台湾シン・モビリティ(Xing Mobility)の液浸冷却バッテリー技術についての紹介も行う予定だ。