宮迫博之さん(2015年撮影)

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宮迫博之さんの焼肉店「牛宮城」が2022年3月1日にオープンした。

開業前日の2月28日、YouTuberのヒカルさんが、試食会に参加した様子を公開。生まれ変わった同店のメニューを絶賛した。共同経営から撤退していたヒカルさんだが、試食会を機に復活するという。

「試食会で抜き打ちチェックしてきました」

ヒカルさんと宮迫さんは、2021年に焼肉店の共同経営プロジェクトをスタート。10月1日のオープンを目指し準備を進めていたが、オープン直前の試食会で宮迫さんが担当していた肉の管理や料理の品質に問題があることが発覚した。

ヒカルさんは試食会で提供されたメニューについて、当時「こんな焼き肉あり得ない」「ほんとにこれ粗悪店ですよ」と酷評し、オープンは無期限延期となっていた。この試食会を機に、ヒカルさんは焼肉店の共同経営から撤退。宮迫さんは新たな協力者を迎え、オープンを目指して奔走してきた。

22年3月1日のオープンを目前にして、ヒカルさんは「いよいよオープン...開店前の牛宮城に試食会で抜き打ちチェックしてきました」と題した動画で、「牛宮城」の現在の様子をチェックした。

宮迫さんの前では正直な感想が言えないとして、抜き打ちで店舗を訪れたというヒカルさん。宮迫さんこだわりの「山芋キムチ」や「極みタン」、「特選ハラミ」などを次々に試食。以前の試食会とは異なり、質の高い料理だと舌鼓を打った。

ヒカルさんが試食を続ける中、白いトレーナーに黒いマスク、黒いエプロンをつけた宮迫さんが登場。店舗スタッフに扮した宮迫さんが

「失礼します。ヒレ肉です」

と皿を置くと、ヒカルさんは「あ、ありがとうございます」と答えつつ宮迫さんに気づいた様子だ。

「えっ、ええ!?びっくりした!」と目を丸くするヒカルさんに、宮迫さんは「全部、聞いてたよ。水には浮かしません」と過去の試食会で痛烈な批判を浴びた、肉を水に浮かべたメニューを自嘲した。

ヒカルと「黒幕」若林氏は若い

宮迫さんはヒカルさんを招いての試食会に、相当なプレッシャーを感じていたという。ヒカルさんが新たなメニューを絶賛したことで、ホッとしたと語った。

「めちゃめちゃ緊張しながら聞いてたから。よかったぁ〜!マジで昨日寝られへんで。だいぶ引いたんやけど、ものもらい貰うてんから」

宮迫さんとヒカルさんは、2人は、最初の試食会での率直なダメ出しが、新生牛宮城につながったとした。

「これは本当うまいっすね。本当、満を持したんだなっていうか」(ヒカルさん)

「本当あの最初の試食会がなければ、このクオリティには絶対辿り着いてないですよ。まず(牛宮城をサポートする焼肉店「大将軍」経営者の)本田くんと出会えてないです」(宮迫さん)

さらに宮迫さんは大炎上した最初の試食会を振り返り、

「最初の試食会は、あれは酷すぎたから。手震えてたもん、俺こう......。だってまあまあとかでもなく、おいしくなかったもんな」

と語った。

ヒカルさんによれば、牛宮城問題の"黒幕"とされている若林和人氏とは、騒動後に電話で話して和解したという。

「牛宮城第3章、行っちゃいます〜?」

このように和やかなムードで試食会が進む中、ヒカルさんはいきなり

「牛宮城第3章、行っちゃいます〜?」

と提案した。

事態を飲み込めない様子の宮迫さんに、ヒカルさんは「ヒカル復活でしょ!」と、共同経営者に復帰すると宣言した。まさかの提案に、撮影スタッフらからも「ええ!?」と驚きの声が上がった。

ヒカルさんは再び試食会に訪れて、考えを新たにしたという。

「で、今日ここに来て思ったのが、宮迫さんチームとか、本田さんとかも込みなんすけど。OKなら、復活した方が面白くない?って思ったんすよ今」
「前の牛宮城の時も、急に僕が若干キレるじゃないけど、バーッてあんなんなったんすけど......いや、思っちゃったんすよこれ。俺復活した方が面白くない?って」

この申し出に、宮迫さんは「こっちとしてはものすごいありがたい。あの、お金(ヒカルさんの出資金)はどうすればいいの?」と反応。これにヒカルさんは、

「そのままでも別にいいですし、そりゃ好きな形でも全然大丈夫なんで。僕からするとどうせやるんだったら、どうせ宣伝するんだったら、普通にちゃんとガッツリしたいなっていう」

と、返金を迫ることはないとした。

宮迫さんは、「それは嬉しいけど、どうしよう......俺あの、お金返すのに保険解約してん」と喜びつつ困った様子で笑っていた。ヒカルさんは、オープン直前の復活に批判がくることも織り込み済みだとして、次のように語った。

「面白いことに乗っかるのがヒカルのやり方なんで。これでまぁいろんなことを言われると思うんすけど、どうぞお好きに言ってください」