中日から戦力外となっていた伊藤準規【写真:荒川祐史】

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2008年ドラフト2位で入団「この先の事はまだ決まっていません」

 中日から戦力外通告を受けていた伊藤準規投手が、自身のインスタグラムを更新。「ここで野球界を退く事を決意しました」と現役引退を表明した。

 伊藤は「応援して頂いたすべての方々へ」と書き始め、インスタを更新。「2020年12月7日にトライアウトに参加し、NPB現役続行を目指していましたが他球団から声が掛かることはありませんでした。ここで野球界を退く事を決意しました」と綴った。

 2008年のドラフト2位で岐阜城北高から入団。将来のエースを期待され、背番号18を与えられたが、右肘痛などに苦しみ、2014年からは65に変更。2017年には主に中継ぎとして39試合に登板して1軍定着の糸口を見つけたが、2018年は11試合、2019年は右肘痛もあってわずか1試合どまり。今季は1軍登板なしに終わり、11月に戦力外通告を受けていた。

 今月7日に開催された「12球団合同トライアウト」では3連続三振でアピールするも、結果にはつながらなかった。「中日ドラゴンズで2009年〜2020年まで、12年間お世話になりました。この12年間応援して頂き本当にありがとうございました」とあらためて感謝。「この先の事はまだ決まっていませんが、また決まって落ち着き次第報告させて頂きます」と綴り、自身の投球動画を添えた。(Full-Count編集部)