日本サッカー協会の田嶋幸三会長

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 日本サッカー協会(JFA)は29日、2020年度の定時評議員会と第5回理事会を行った。新型コロナウイルスの感染拡大により、すべての参加者がウェブ会議を通じて出席。今月17日に新型コロナウイルス感染が判明した田嶋幸三会長は、評議員会にオブザーバー参加し、理事会はその他の理事らと同様に参加した。

 終了後、須原清貴専務理事がメディア向けにオンラインブリーフィングを実施。JFA職員の在宅勤務が継続している中、須原専務理事は保健所からの指導により、田嶋会長の発症日から14日間にあたる今月28日まで自宅待機していたことが伝えられた。

 現状の田嶋会長の容態は「順調に治療が進み、順調に回復している」と須原専務理事。また、会長代行の見通しについては「必要性は全く感じていない。療養中だがリモートで意思決定できている。今後も代行という事態は一切想定していない」と述べた。

 この日の理事会では、すでに内定が発表されていた田嶋会長を含め、副会長、専務理事、常務理事、各委員会委員長の選定などが正式に決議された。

選定された理事・監事は以下のとおり

■理事

▼会長

田嶋幸三

▼副会長(47FAから1人追加予定)

村井満

岩上和道

林義規

▼専務理事

須原清貴

▼常務理事

植田昌利

原博実

池田洋二

▼理事(北海道協会から1人追加予定)

櫻井覚

田中厚

徳田康

田中克紀

宗政潤一郎

矢間雅司

竹田孝

大金直樹

反町康治

今井純子

手塚貴子

佐々木則夫

北澤豪

黛俊行

山岸佐知子

池田浩

三好豊

日比野克彦

鈴木寛

山口香

■監事

佐藤太郎

西本強

福田雅

(取材・文 竹内達也)