明治元年創業の甘酒屋さんをリノベーション!当時の面影が残るカフェ

門前仲町の深川不動堂参道に2013年にオープンした「MONZ CAFE(モンズカフェ)」は、明治元年創業の清水甘酒店をリノベーションしたカフェ。

店内入口には当時の面影が残る看板を残すなど、門前仲町の昔ながらの街並みに合うような雰囲気のデザインも印象的です。
甘酒屋・清水さんの「おばあちゃんの甘酒」を受け継ぎ、お正月には特別メニューとして提供してるそう。

昔の茶屋をイメージするような開放的な空間も特徴で、オープンテラス席のスペースもあります。

店内は木製のテーブルや椅子が並び、落ち着いた雰囲気。大きな窓からはやさしい陽が射し込み、ゆっくり過ごせる空間です。

オセアニアン・スタイルのコーヒーで一息

店内に入るとすぐに目に入るのが、真っ赤なエスプレッソ・マシーン。オセアニアのカフェの雰囲気を参考にして、バリスタとお客さんの距離感を意識したのだとか。

コーヒーはニュージーランド発祥の「Allpress espresso」の豆を使用。

オセアニアン・スタイルのコーヒーなら、なめらかな泡立ちミルク入りの「フラットホワイト」(税抜 470円)がおすすめ。

ラテよりも牛乳が多く、カプチーノよりは泡が少なめで、とても飲みやすいコーヒーです。

“じゅわっ”と甘いいちごが絶品!季節のパウンドケーキ

「MONZ CAFE」のフードやスイーツは全て自家製。サンドウィッチやチーズケーキ、プリンも全て、数々の試作を重ねてできあがったもの。
その中でも一番の人気は、旬のフルーツを使った「パウンドケーキ」(税抜 550円)。マスカットや姫りんご、そして冬は真っ赤ないちごです。

しっとり生地のパウンドケーキに、ぽってりもったりと乗った生クリーム。クリームはほどよい甘さでとってもなめらかです。
そのクリームの上にはちょこんといちごが乗り、まわりにはサクサク食感のクランブルが散りばめられています。

実は、パウンドケーキの中にはコンポート状のいちごも入っているんです。なんとこのいちごは甘く煮込んでいる訳ではなく、いちごをそのまま生地の中に入れて焼き上げただけとのこと。
生のいちごと“じゅわっ”と甘さが増したいちごをダブルで楽しめますよ。
スイーツを求めに来店する若い方だけでなく、ビジネスマンや年配の方々もいらっしゃるそう。
老若男女問わず愛されているカフェで、ゆったり時間を過ごしてみてはいかがですか?
◾MONZ CAFE
住所:東京都東京都江東区富岡1-14-5
営業時間:8〜19時(月〜金曜)、9〜18時(土・日曜、祝日)
定休日:不定休
Text & Photo: ako
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