千葉県によると9日、台風の影響で停電していた印西市の病院で、脳梗塞などの治療のため入院していた62歳の男性患者が死亡した。病院には自家発電装置があったものの不調のため動かず、電源は確保できていなかったという。県は停電の影響がなかったか調べている。NHKニュースが報じた。

男性は断続的な停電が始まった後の午前4時半ごろから意識が低下し、午前6時に酸素吸入の処置を受けたが、午前9時すぎ死亡が確認されたという。

男性は容体が悪化し、30分に1度、たんの吸引が必要で、これまで電気式の吸引器を使って処置を受けていたとのこと。

停電した病院で患者死亡 県が影響なかったか調査 千葉 印西(NHKニュース)