米国のEV大手テスラ、「最も価値がある自動車ブランド」で独VWを抜き第10位に
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ここ数年、テスラモーターズの評判はフォルクスワーゲンをはるかに凌ぐ勢いをみせている。市場調査会社のミルウォード・ブラウンによるブランド価値調査「2016年ブランドZ」によると、最も価値がある自動車ブランド・ランキングにおいて、テスラはフォルクスワーゲンを押しのけてトップ10に入った。フォルクスワーゲンの傘下ブランド、アウディは何とかトップ10を維持していることから、排出ガス不正問題はもっぱらフォルクスワーゲン・ブランドの方により大きな影響を及ぼしていることが読み取れる。
テスラの新型電気自動車「モデル3」に37万3,000台もの予約が殺到したことを受けて、テスラのブランド価値は約44億ドル(4,700億円)にまで急上昇している(株式市場の価値とは異なることにご注意)。これにより、同社は世界で10番目に価値のある自動車ブランドになったと今回の調査では結論付けている。一方、フォルクスワーゲンは9ヶ月にも及ぶ排出ガス不正問題が尾を引いており、トップ10のリスト外に転落してしまった。アウディの理論上のブランド価値は95億ドル(約1兆円)と、ランキングでは7番目に高い。トップに立ったのはトヨタで、ブランド価値は295億ドル(約3兆円)。続いてBMW、メルセデス・ベンツ、ホンダ、フォード、日産となっている。
一方のフォルクスワーゲンは、顧客の信頼とクルマの両方を修繕する取り組みを続けているところだ。先週、ドイツ当局から問題のソフトウェアを搭載したディーゼル車80万台以上に対するリコールの承認が下りた。同社では、ディーゼル車の排出ガス不正問題に関連して、約180億ドル(約2兆円)の経費を想定している。
By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
