外務省の次期事務次官レースは、岡野正敬内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長が射止めた。岸田文雄首相は、岡野氏が官邸サイドからG7広島サミットの首脳外交を制度設計した実績を高く評価し、白羽の矢を立てたとみられる。 外交をあくまで官邸主導で行いたい首相の意向が鮮明となり、外務省には複雑な思いが交錯している。 岡野氏は1987年に外務省に入り、雅子皇后陛下と同期。ロシア課長や総合外交政策局長など