某プロダクションが和歌山県のジャズライブ演奏空間『デサフィナード』での演奏を不当に拒否したとしてトラブルとなっている事実が発覚した。

『デサフィナード』とは“ジャズやボサノバを中心にここちよい音楽を楽しみながら、お食事やお酒を味あう贅沢な空間”とのことだ。
いわゆる生演奏の音楽を楽しめるダイニングのようなものなのだが、ここでジャズライブを行いたい某プロダクションがジャスラックに利用許諾を申し入れたところ、ジャスラック大阪支部はデサフィナードと係争中であることから許可できないとしている。

係争中の事件はあくまでもジャスラックとデサフィナード(木下氏)との間でのことであることから利用許可を退け第三者に影響を与えるのはどうかといった波紋を呼んでいるようだ。
ジャスラックから利用許諾が降りなかったことで強行して演奏するわけにも行かず、結局ライブは中止に追い込まれたとのことだ。

さて、ここでジャスラックはデサフィナードに嫌がらせをしたつもりなのだが、実は大きな影響がでている。
某プロダクション、プロダクションからギャラを貰うはずだったらミュージシャン、そしてデサフィナード(店舗側)だ。

その後、同プロダクションのマネージャーからノーギャラで良いので和歌山の人に自分たちの音楽を聴かせたいという思いから、デサフィナードにて平成17年5月31日の閉店後にデサフィナード木下氏の友人知人だけを集めたライブパーティが開かれた。このライブは無料で全て招待客。金銭は一切取っていないとのことだった。
ところが、ライブにはジャスラックから派遣されてきた調査員2名が招待客になりすまして参加しており、後日にライブの代金として4,000円を支払い領収書発行を求めるという強引なやりかたで“有料ライブ”だと主張したのだ。

大阪高裁は今回の件についてこのように述べている

「他方、債権者(ジャスラック)の説明によれば、当日、前記調査員が本件店舗に入場していた知人を通じて、
債務者(木下)の入場許可をもらって本件店舗内に入場し、調査を終えて、本件店舗を出たあとに入場料等
の支払いをしていないのに気づいて、領収書の発行を求めるに至ったということであるが、入場料等の支払い
は、上記調査員の重大な関心事であったはずであるのに、入場の際に調査員がそのことを失念していた
というのは、いかにも不自然である。むしろ、前記演奏会は、当初予定していた○○○プロダクション主催の
「△△△ライブ」について同社が債権者(ジャスラック)から管理著作物の利用許諾を得ることができなかった
ために、これを債務者(木下)主催の内輪の会に変更したものであって、入場料等を徴収していなかったもの
と見るのが相当である。(したがって、この点に関する債権者(ジャスラック)の疎明は、にわかに採用すること
ができない。)」

大阪高裁決定平成17年(ラ)第559号仮処分変更決定に対する保全抗告事件

<まとめ>
・デサフィナードで演奏したいという某プロダクションの利用許諾に対して不正に拒否。
・当日の無料ライブのことをよくしらない別の店員に対してお金を支払い領収書を発行させた。

以上のことからジャスラック大阪支部長・調査会社らに対し、慰謝料等損害賠償金として合計金1,650万円の支払いを求めた。
ただ判決文を読む限りは有料イベントだったという判断が降りているのだ。
これはデサフィナード側に肩入れするには少し怪しい空気になってくる。
「本件店舗には軽食やソフトドリンクが無料で用意されていたが,アルコール飲料は有料であった」(判決文より一部引用)
このように書かれており、当事者のみの意見を聞き入れると偏っているのは当然である。
デサフィナード公式サイトのトップに「わが国の音楽文化の発展を阻害しているJASRACと戦っているお店です」と書かれていることからその主張が見られる。
その主張を信じて良いのかどうかはみなさん次第だ。

その後の調べで調査員2人が作成した報告書はデタラメなものだということも判明した(実際には入店していない者が作成)。

元々はデサフィナードの利用料不払いが原因で引き起こした今回の事件だが、それを引き金に関係無い第三者(某プロダクション)まで巻き込まれてしまった形となっている。

まだ何か新情報が出てくるかもしれない今回の事件だが、ジャスラックは現在、公取委との全面対決がヒートアップしており、そちらも注目されている。


参照:和歌山訴訟速報
参照:デサフィナード
参照:「一体,我々のどこが悪い」,JASRACが公取委と全面対決へ(ITpro)

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