運命のオランダ戦、中村はどのポジションで起用されるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 3月のイングランド戦(日本が1−0で勝利)で躍動した中村敬斗。左サイドからのドリブルとパスで好機を演出した活躍は記憶に新しいだろう。

 そうした印象が強いため、シャドーよりもウイングバックのほうが適任に映る。本人も「ウイングバックのほうが出ている回数が多いので」と話しており、実際、5月31日のアイスランド戦でのパフォーマンスについても「ゴールにならなかったですが、(左シャドーの)伊東(純也)選手との連係で上手く崩せた場面もあったので」と振り返った。

 中村にとって、スタッド・ドゥ・ランスで共闘経験がある伊東が「近くにいるとやりやすい」。
 
 左シャドーでも起用される可能性がある中村だが、ウイングバックとシャドーではどのくらい視界が違うのか。そう尋ねると、本人は丁寧に以下のように説明してくれた。

「シャドウのほうが後ろからボールを受けるので、そこの視野もしっかりと確保しないといけません。ウイングバックは基本サイドラインを背にできるので、180度の視野があれば大丈夫ですけど。シャドーに関しては360度ないといけないので、そこは難しいところではあります」

 イングランド戦で思い切りの良い仕掛けから複数の好機を生み出せた背景には、“視野が限定される”ウイングバックというポジションの特性も関係しているのかもしれない。中村の持ち味を最大限に引き出すという意味では、ウイングバック起用も有力な選択肢になりそうだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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